| おそらく売却価格は悲惨なほど下がるものと思われるが、そんな事を気にしてはこのカスタムを行うことはまずできない |
もはや「6輪カスタム」はひとつのジャンルにまで成長した
さて、先日お伝えしたランボルギーニ・ウルスの「6輪カスタム」。
今回はその究極カスタムが「ほぼ完成」したと見え、6輪ウルスの外観を捉えた動画がYoutubeへと公開されており、ここで「どういった具合に仕上がっているのか」を紹介してみたいと思います。
-
まさかの「ランボルギーニ・ウルスの6輪化カスタム」登場。一体誰が何のために作っているのかナゾなるも、その勇気にはただただ感服【動画】
| ランボルギーニ・ウルスの「6輪化」はレンダリングの世界でのみの産物だと思っていたが | まさか現実世界でこれにチャレンジする猛者が現れようとは さて、世の中にはとんでもない改造車が多々存在しますが ...
続きを見る
現時点ではこの「6輪ランボルギーニ・ウルス」の情報は限られているが
この6輪ウルスについて、この角度から見るとまだ「普通」。
ちょっとフェンダーの張り出しが大きい程度のライトカスタム車のように見えますね。
ただしそこから後ろを見ると「なんと6輪」。
前回目撃されたときとは異なり、ちゃんとフェンダーが取り付けられ、塗装もなされています。
当然ながらルーフやリアフェンダーが延長されることとなっていますが、正直「意外とよく出来てるな」という印象。
6輪が駆動するのかどうかはわからないものの、ブレーキキャリパーとディスクが(追加された2輪に)取り付けられており、重量が増加した分、ちゃんとストッピングパワーも強化されているようですね。
こうやって見るとリアフェンダーが(ブラックの部分だけではなく、レッドの部分も)大きく張り出していることがわかります。
ルーフスポイラーの変更やテールゲートスポイラーの追加、さらにはアヴェンタドールSVJスタイルの大型ディフューザーとフィンが取り付けられ、ホイールも社外品の巨大でワイドなものへ。
テールパイプはクワッドしかもセンター出し!
なお、こういった「6輪オフローダー」の元祖はなんといっても10年前のメルセデス・ベンツ G 63 AMG 6×6だと思われますが、その登場以降は小規模ショップに加えてヘネシーやレズバニ、カーン・デザインなどのメジャーどころも6輪カスタムに参戦し、もはや一つのカテゴリにまで成長したと言っていいかもしれません。
実際のところ、直近でもジープ・ラングラー、フォード・ブロンコ、さらにはランドローバー・ディフェンダーやトヨタ・ランドクルーザーといった6輪カスタムがネットを賑わせています。
-
【動画】溢れんばかりのランクル愛!まさかのランドクルーザー「6輪」カスタムが登場、ここまで愛情と情熱が注がれたカスタムをボクは見たことがない
| 内外装の統一感、エンブレム、そしてシートベルトにまでこだわった究極のカスタム | ウインドウを除くと手が入っていないパーツはないんじゃないだろうか さて、つい先日は中東の「鷹匠(たかじょう)用」に ...
続きを見る
今回のランボルギーニ・ウルス「6輪」カスタムにつき、情報は限られているものの、ジープ・ラングラーをベースにした6輪改造車「アポカリプス6×6」に製造元である”フロリダジープ”が手掛けた車両だと言われており、(6輪カスタムの経験が豊富なだけあって)そのクオリティの高さにも納得ですね。
-
何このサイバーパンク感!6輪ジープ・グラディエーター「アポカリプス ヘルファイア」が2500万円で販売中
| これで地獄の業火にも焼かれずに乗り切れるということなのか | 意外と6輪オフローダーの売り物は多く、それだけ台数が作られているようだ さて、メルセデス・ベンツG63 AMG 6×6に端を発する「3 ...
続きを見る
ただ、他の6輪カスタムと異なるのは「ベースがランボルギーニ」ということで、つまりはジープ・ラングラー、そしてこれまでに見られた6輪カスタム車とはベース車両の価格が全く異なるということであり、そしてこの不可逆的カスタムを行うということは、車両代金やカスタム費用を「捨てる」のとほぼ同義だと考えてよく、相当に深い懐を持つオーナーでなければこれを実行することは難しいものと思われます。
ランボルギーニ・ウルス「6輪カスタム」を収めた動画はこちら
合わせて読みたい、6輪カスタム関連投稿
-
「6輪オフローダー」の元祖は80年代にサウジ王が注文した特別仕様レンジローバーだった!ebayに「それとは別の」内装モフモフな6輪レンジが出品中
| 6輪車は長くて使い勝手がよろしくないものの、その外観はエキゾチックでインパクトがある | なかなか価格が上がらず、意外と安くにて落札されそう さて、2013年にメルセデス・ベンツG63 AMG 6 ...
続きを見る
-
【動画】オランダの空港に到着した姿が目撃されネット上で騒然となったロールスロイス・ファントムの「6輪」カスタム!その詳細が公開される
| こんなクルマが走っていたら軍用車よりも驚かされそう | 走行できる道路は限られていそうだが、乗っていて楽しいのは間違いないと思う さて、「世界初」とされるロールスロイス・ファントムの6輪カスタムが ...
続きを見る
-
ホンダ・シビックを6輪化した猛者あらわる。さすがはアメリカ、むしろ好意的に受け入れられているようだ
| おそらく6輪化には中古のシビックをもう一台買えるくらいのコストがかかっているものと思われる | そしてアメリカでは6輪化カスタムが大人気である さて、制作段階から大きな話題を呼んでいた「6輪シビッ ...
続きを見る