| 近年のランボルギーニは現在と過去、そして各モデルラインアップのデザインを「別け隔てなく」組み合わせている |
かつてランボルギーニはモデルラインアップ間での共通化を許さないブランドではあったが
さて、ランボルギーニは先日の2024年上半期の決算発表とともに「8月16日にウラカン後継スーパーカー(おそらく名称はテメラリオ)をアンヴェールする」とアナウンスしていますが、それに続き一枚のティーザー画像が投下されています。
この画像について詳細は語られていないものの、ランボルギーニオーナー向けに配布される機関誌「ランボルギーニマガジン」に掲載されたものだと考えられ、というのも近年のランボルギーニは、このランボルギーニマガジンにてニューモデルの予告を行うことが常となっているから。
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ランボルギーニ・ウラカン後継スーパーカー「テメラリオ」はおおよそ目撃されたままの姿で登場か
そして今回の画像から判別できるのは「六角形のテールランプ」であり、これはここ最近のスパイフォト / 動画からも明らかになっていたディティールで、つまりはテストミュールそのままのテールランプが(市販モデルにも)与えられるということに。
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なお、これはランボルギーニのサーキット走行専用ハイパーカー、エッセンツァSCV12のテールランプに似たデザインであり、そしておそらくはフロントバンパー内にもエッセンツァSCV12に採用されたフロントライトをイメージしたヘキサゴン状のデイタイムランニングランプが組み込まれるであろうと予想されています。
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ランボルギーニはこれまで「モデル固有」のデザインを貫いていたが
ランボルギーニは少し前までモデル固有のデザインを用いており、たとえばV12モデルとV10モデルではウインカーや内装スイッチ、ステアリングホイールなども「個別にデザインされて」いて、つまりモデル間でデザイン言語は共有するものの、そのディティールはけして共有しない(共有を許さない)という方針を貫いています。※ポルシェやフェラーリだと、こういった部分は各モデルとも(ほとんどの場合)共通である
しかしながら現在のチーフデザイナー、ミッチャ・ボルカート氏にバトンが渡ったのちにはその流れがやや変わってきていて、(それまでには見られなかった)V10モデルとV12モデルとの共通性が高くなり、そして最新のウルスSEには「ガヤルドLP560-4」のリヤグリルをモチーフにしたデザインが取り入れられているという例も。
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そしてレヴエルトにおいてもランボルギーニ各モデルに採用されたディティールが取り込まれるなど(そのため、過去のクルマとの類似性を指摘されることもある)大きくデザインの方向性がシフトしており、よってこのウラカン後継スーパーカー「テメラリオ」においても、レヴエルトの要素、そしてランボルギーニの歴代各モデルの要素が取り込まれる可能性が高いと見られ、(先日公開されたティーザー動画では、ガヤルドやウラカン各モデルが登場し、それらへの敬意が示されている)、ランボルギーニファンにとっては共感が得られるデザインとなるのかもしれません。
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