名前長過ぎ！マセラティがグラントゥーリズモ発売記念モデル「マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ プリマセリエ 75周年記念 ローンチエディション」を発表

｜　新型マセラティ・グラントゥーリズモは従来型以上のヒットとなる予感　｜

従来型に比較して大きく性能や信頼性、快適性を向上させ、文字通りの「グランドツアラー」に

さて、マセラティが新型グラントゥーリズモの発売を記念し、ガソリンエンジン搭載の「トロフェオ」グレードを対象として、2種類の仕様で各75台の限定生産モデルを発表。

その名も「マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ プリマセリエ 75周年記念 ローンチエディション」というもので、いわゆる初回限定モデルということになりそうです（名前が長い）。

なお、プリマセリエ＝PrimaSerieとはイタリア語で初版を意味し、75周年というのはマセラティのグランドツアラー誕生から75周年ということを意味します。※マセラティ自体は創立109年

マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ プリマセリエ 75周年記念 ローンチエディションはこんな仕様を持っている

そこでこの「マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ プリマセリエ 75周年記念 ローンチエディション」を見てみたいと思いますが、まずこちらはグリジオ・ラミエラ・マットのエクステリアに、コルセ・レッドのアクセントを使用したモデル。

このコルセ・レッドはサイドグリルとその上の「Trofeo」バッジ、センターキャップ（75周年記念専用デザイン）にホイール外周、Cピラー上のトライデント（マセラティのエンブレム）、トランクリッド上の「Maserati」「Grantourisomo」バッジにも使用されています。

そしてこちらはもう一方のネロ・スカラベオ・マット。

基本的にボディカラーが変わり、レッドのアクセントがミントグリーンに変わったものだと考えて良さそうですが、こちらのホイールだと外周に「ライン」が入るのではなく、ホイールのデザインにあわせた三角がミントグリーンに彩られることに。

ただしCピラーのトライデントがアクセントカラーに変更されるところは同じであり、いずれのボディカラーであってもインテーク、リップスポイラー、ディフューザーにカーボンファイバーが使用され、トロフェオが元来持つスポーティなボディキットとクワッドエキゾーストテールパイプが継続採用されています。

マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ プリマセリエ 75周年記念 ローンチエディションのインテリアはこうなっている

このマセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ プリマセリエ 75周年記念 ローンチエディションのインテリアも特別仕様となっており、基本はブラックとアイスレザーのコンビネーション、そしてボディカラーにあわせてコルセ・レッドまたはミント・グリーンのステッチやディテール入ります。

4つのヘッドレストには75周年記念ロゴがマッチングカラーで刺繍され、ダッシュボードのグラントゥーリズモバッジも同様です。

そのほか、12.2インチデジタルインストルメントクラスター、12.3インチインフォテイメントタッチスクリーン、エアコンコントロール用8.8インチタッチスクリーン、デジタルクロック、ソナス・フェイバー製オーディオシステムなどが装備されており、まさに豪華ツアラーらしい仕様となっているようですね。

搭載されるエンジンは、最高出力550ps（410kW）、最大トルク650Nmを発生する3.0リッターV6”ネットゥーノ”ツインターボエンジン、トランスミッションは8速オートマチック、駆動輪は後輪のみ、そして0-100km/h加速3.5秒、0-200km/h加速11.4秒、最高速度320km/hというパフォーマンスを誇ります。

今回はピュアエレクトリック版の「フォルゴーレ」記念限定モデルの発表はなく、これはおそらくフォルゴーレの発売自体がガソリン版の「後」になるからだと思われ、しかしフォルゴーレ発売開始時には、改めて「初回記念限定モデル」がリリースされることになるのかも。

なお、マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ プリマセリエ 75周年記念 ローンチエディションの価格については現時点でアナウンスされておらず、新型グラントゥーリズモの導入とあわせ、日本での情報公開には期待したいところですね。

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