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「フェラーリ」「ランボルギーニ」の次はマセラティ。映画『マセラティ:ザ・ブラザーズ』では名門の栄光と悲劇がアル・パチーノら超豪華キャストで描かれる

マセラティMC Pura Cero(フロント、エンブレム)
Life in the FAST LANE.

| 信じられないレベルの豪華キャストが集結。『マセラティ:ザ・ブラザーズ』予告編解禁 |

まさかマセラティの映画がハリウッドにて制作されようとは

フェラーリ、ランボルギーニに続き、イタリアが誇るラグジュアリー&スポーツカーブランド「マセラティ」の創業史がハリウッドにて『Maserati: The Brothers(原題)』として映画化されることに。

現在、販売台数の低迷など過渡期を迎えているマセラティではありますが、そのルーツにはモータースポーツへの情熱とドラマチックな家族の歴史が存在しており、超豪華なキャスト、そして臨場感あふれるレースシーンを収めた最新予告編が公開され、世界中のクルマ好きや映画ファンの間で大きな話題を呼んでいます。

それにしても一般にも高い知名度を誇る「フェラーリ」「ランボルギーニ」であれば理解はできるものの、まさか「(ニッチな部類に属する)マセラティ」の映画が制作されようとは、という感じですね。

この記事の要約

  • 『フェラーリ』『ランボルギーニ』に続く最新作:イタリアを代表する高級車・モータースポーツの名門マセラティの誕生秘話を描く伝記映画『Maserati: The Brothers』の予告編が公開
  • 名優揃いの超豪華キャスト:アル・パチーノ、アンソニー・ホプキンス、ジェシカ・アルバ、アンディ・ガルシアなど、ハリウッドを代表する名優陣が出演
  • モータースポーツの輝かしい黄金期とドラマ:1914年のブランド設立から、1939年・1940年の「インディ500」連覇といったレース史に残る栄光、そして情熱の裏にある家族の悲劇を描く
マセラティ
マセラティが経験してきた「情熱と苦難の110年」。その歴史における情熱、試練、そして再興の軌跡

マセラティの歴史は様々な変遷の上に成り立っている 序論:トライデントの肖像 - 情熱と苦難の110年 現在その「苦難」が大きくクローズアップされるマセラティ。 イタリアを代表する高級自動車ブランドでは ...

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映画『Maserati: The Brothers』の見どころ

映画は、1914年にボローニャで小さな工房からスタートしたマセラティ兄弟の足跡を追う構成となっており、長男アルフィエーリ、ビンド、カルロといったマセラティ兄弟がいかにしてライバルのフェラーリやランボルギーニと肩を並べる最高峰の自動車メーカーへと成長を遂げたのかが描かれるもよう。

1. 豪華すぎるキャスト陣

今作の最大の注目ポイントは、映画史に名を残す名優たちの競演で・・・。

  • アル・パチーノ(ヴィンチェンツォ・ヴァッカロ役)
  • アンソニー・ホプキンス(ルカ・アントネッリ役)
  • アンディ・ガルシア(ロッシーニ氏役)
  • ジェシカ・アルバ(サンドラ役)
  • ミケーレ・モローネ(アルフィエーリ・マセラティ役)
  • サルヴァトーレ・エスポジト(ビンド・マセラティ役)
  • ロレンツォ・デ・ムーア(カルロ・マセラティ役)

主要な兄弟役には勢いのある実力派俳優を配し、それを取り巻く重鎮たちをアカデミー賞俳優陣が固めるという、重厚なキャスティングとなっています(これもまた信じられないほどの豪華メンバーである)。

2. 予告編に見る「栄光」と「悲劇」

公開された予告編では、兄弟たちの絆やロマンスといった人間ドラマに加え、クラシックカーによる大迫力のレースシーンが目立っていて、特に、マセラティがアメリカの伝統あるレース「インディアナポリス500(インディ500)」で1939年と1940年に見事2年連続優勝を果たした黄金期への伏線が張られているほか、レース中の間一髪のクラッシュや大爆発、そして深い悲しみに暮れるジェシカ・アルバの姿など、単なる成功譚にとどまらないスリリングな展開が予感される内容に。

映画の基本スペック

項目詳細情報
原題Maserati: The Brothers
監督ロバート・モレスコ(『クラッシュ』でアカデミー賞脚本賞受賞)
プロデューサーアンドレア・イエルヴォリーノ(『フェラーリ』『ランボルギーニ』)
主要キャストミケーレ・モローネ、アル・パチーノ、アンソニー・ホプキンス、ジェシカ・アルバ、アンディ・ガルシア
焦点となる人物アルフィエーリ、ビンド、カルロ、エルネストらマセラティ兄弟
公開時期近日公開(Coming Soon)

映画のバックグラウンドと自動車映画ブームにおける位置付け

近年、ハリウッドではイタリアの高級スポーツカーブランドの歴史に光を当てた伝記映画の制作が続いていて、これは「ボヘミアン・ラプソディ」がヒットした後にミュージシャンの半生を描いた映画が続々作られたのとよく似た流れです。

過去のライバル作品との比較

本作を手掛けるプロデューサーのアンドレア・イエルヴォリーノ氏は、過去に映画『フェラーリ(Ferrari)』や『ランボルギーニ:ザ・マン・ビハインド・ザ・レジェンド(Lamborghini: The Man Behind the Legend)』を手掛けた人物で・・・。

  • 『フェラーリ』(2023年):アダム・ドライバー主演。映画批評サイトRotten Tomatoesで73%の高評価を獲得し、重厚なドラマ性が評価される
  • 『ランボルギーニ』(2022年):本作と同じロバート・モレスコが監督を務めたものの、Rotten Tomatoesの評価は6%と厳しい結果に終わる

それだけに、監督が再びロバート・モレスコ氏に任されることとなった本作が豪華キャストの力を得てどのような仕上がりになるのか、業界内でも大きな注目と期待(そして少しの不安)が寄せられている、というのが現状です。

関連知識:マセラティの象徴「トライデント(三叉の銛)」の由来

映画を見る上で知っておくとより楽しめる知識として、マセラティの象徴的なエンブレム「トライデント」の由来があります。

この三叉の銛のマークは、マセラティ兄弟の創業の地であるイタリア・ボローニャのマッジョーレ広場にある「ネプチューンの噴水」から着想を得てデザインされたもので、兄弟の中でも芸術家肌だったマリオ・マセラティ(唯一自動車業界に進まなかった兄弟)が考案したとされており、ブランドの洗練された美しさと力強さを象徴するアイコンに(映画の作中でこのエンブレムが誕生する瞬間がどのように描かれるのかも見どころの一つ。「ランボルギーニ」では闘牛エンブレムの誕生が描かれていた)。

フェラーリ / ランボルギーニ訪問のためイタリアへ。両社が拠点を構えるボローニャはこんな感じ(1)。マセラティのエンブレムの元ネタ「ネプチューン像」も
Life in the FAST LANE.

結論

自動車ファンにとって、イタリアン・エキゾチックカーの創始者たちのドラマが映画化されることは非常に胸が高鳴るニュースです。

近年、電動化や経営統合(ステランティス傘下)の中で独自の立ち位置を模索している現在のマセラティではありますが、その血統には100年以上にわたるレースへの純粋な情熱が流れており、豪華なハリウッドスターたちが織りなす人間ドラマ、そしてスクリーンで蘇るクラシック・マセラティの咆哮を映画館で体感できる日が今から待ち遠しく感じられます。

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参照:Lionsgate Movies

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