| ベースはホンダ・アコードクーペ |
ここ最近レプリカの紹介が続いていますが、今回はランボルギーニ・アヴェンタドールのレプリカ。
今回インドはムンバイからの登場で、ベースはなんとホンダ・アコードクーペ。
フロントエンジンのクルマをベースにミドシップカーのレプリカを作る難しさはすでに述べたとおりですが、今回のレプリカはその難題をかなりのレベルでもって「クリア」していると言えそう。
その情熱は驚くべきレベル
その出来栄えはレプリカながらも「あっぱれ」で、特にヘッドライトやフロントフードあたりは(ここだけ見ると)本物かと思うほど。
そしてシザースドアも忠実に再現されており、インテリアについても「ちょっと違う」もののダッシュボード、センターコンソールそしてスイッチ類、ドアインナーパネルはシートに至るまで「かなり頑張っている」ことがわかります(内外装ともにランボルギーニのエンブレムは付いていない)。
なおレプリカはパイプフレームを用いて一から作る場合、ベース車両(ドナー)があってそこから架装してゆく場合がありますが、それぞれにはメリットとデメリットが存在。
前者はプロポーションを自由にデザインできるので「より本物に近い」ルックスに仕上げることができるものの安全性や信頼性についての担保ができず、後者はもとのベース車両が出来上がっているぶんメカニズム的な信頼性や自動車としての安全性は考えずに済み、しかしその形状がどうしてもドナーに依存してしまうことも。
よって制作する目的やスキルによってそのレプリカ製作方法が選ばれることになると思われますが、今回のアヴェンタドールについては「レプリカ」という褒められたシロモノではないにせよ、「グッジョブ」だと思います。
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