| さすがにアメリカにおいて「テントで野宿」はちょっと怖い |
さて、ホンダ(アキュラ)NSXにルーフトップテントを搭載し、全米を旅しようと考えた男、「NSXTRA」氏がちょっとした話題に。
同氏が乗るのはレッドのNSXですが、すでにフロントやサイド、リアにエアロパーツが装着され、カナードやインテークカバー、ウイングといったパーツも装着済み。
しかもホイール交換のうえローダウンも施されており、さらにここへテントを装着してしまった、ということになります。
テントは簡単に展開可能
後ろから見るとテントはこんな感じ(カバーが掛けられた状態)。
このテントの「脚」は吸盤にてNSXのボディに固定されています。
そしてテントを展開開始。
おおよそ1分半もあればテントを組み立てることができるようです(撤収は3分くらい)。
なお、ルーフトップテントはあまり日本ではメジャーではないものの、北米や欧州ではけっこう人気があるようで、ミニはじめいくつかのブランドではテントメーカーとのコラボレーションにて(純正オプションとして)ルーフトップテントを提供しているようですね。
ワンコもご満悦。
ただ、NSXTRA氏は実際にこのテントで寝たことはなく、というのも自身の体重で(かなりな巨漢のように見える)テントの脚がNSXのボディにめり込み、窪みを作ってしまうのを恐れているため。
よって今はルーフトップテントを諦め、テントから(NSXのカラーとお揃いの)ルーフボックスへと交換しているようですね。
ただし話はそこで終わらない
しかしながら話はここで終わらず、NSXTRA氏は全米ツアーに出るに当たり、(ルーフトップテントで寝ることができなくなったので)自分の寝床を確保するためのプロジェクトを開始。
そのプロジェクトとは「もう一台のNSXを半分にぶった切って、その後ろ半分をトレーラーにし、そこへルーフトップテントを載せる」というもの。
実際に予備のNSXを入手し、あとは「カットするだけ」の状態となっています。
ちなみに「車体とマッチしたトレーラー」というのは北米だとさほど珍しくはなく、たとえばクライスラー(プリマス)プロウラーは発売時に純正オプションとしてこういったトレーラーが用意されており、70%以上のオーナーがこれを車体と一緒に注文した、とも言われているようですね。
VIA:NSXTRA