| 「3本」テールパイプはかなりの太さを持つようだ |
けっこうベースモデルのシビックとの差別化は大きそう
さて、ホンダが「シビック・タイプR」のティーザー画像を公開し、がぜん盛り上がってきている新型シビック・タイプR周辺情報。
今回はニュルブルクリンクを走る新型シビック・タイプRの姿が捉えられていて、2枚のみ公開された公式ティーザー画像ではわからなかった部分も見て取ることができ、短い動画ながらもなかなかに「濃い」内容となっているようです。
なお、今回の動画でもっとも注意を引くのは、ベースモデルのシビックとは完全に異なる「前後オーバーフェンダー」。
相当にモッコリした盛り上がりを見せており、かなり高い安定性とコーナリング性能を予感させますね。
新型シビック・タイプRがニュルを走ったのはわずか一周
ここからは動画の内容を紹介したいと思いますが、こちらはニュルブルクリンクにコースインする新型シビック・タイプR。
やはり前後フェンダーの張り出しが大きく、フロント~サイド~リアアンダーに装着されたエアロパーツはけっこうアグレッシブ。
見たところでは構造的なカモフラージュはなく、ボディパネルやバンパーにシートを貼っただけのように見え、つまり「外板はほぼ完成状態にある」と考えて良さそうですね。
フロントフェンダーの後ろにはけっこう大きなエア抜きのためのスリットがあり、リアウイング、リアディフューザーはけっこうなラージサイズ。
ただし真後ろから見ると、リアウイングは(80スープラのように)後方視界を妨げないような形状となっているようですね。
そしてリアから見ても前後フェンダーが張り出していることがわかり、そしてテールパイプはけっこう太いという印象。
新型シビック・タイプRは(従来型シビック・タイプRに比較して)外観が大人しいという印象を持っていましたが、今回の動画を見る限りでは、その方向性が異なるだけで、新型シビック・タイプRもなかなかに過激なボディが与えられることになりそうです。
まだまだ新型シビック・タイプRには謎が多い
なお、ホンダは新型シビック・タイプRについて多くを語らず、よって外観以外は謎のまま。
駆動方式はFF、トランスミッションは6速マニュアルを継続するものと思われ、エンジンについても先代同様に2リッター4気筒ターボを搭載すると見られます。
若干の出力向上があると言われる反面、環境規制のためパワーアップは難しいだろうという意見もあり、現時点ではすべてが予測の範囲です。
ただ、パワーアップが行われないとしても、欧州におけるホンダ最後のガソリン車となること、そしておそらくグローバルでも「最後のガソリンエンジンのみで走るタイプR」となるであろうことを鑑みるに、軽量化含めてそのパフォーマンスを最大化するための努力がなされるものと考えています。
新型シビック・タイプRが唸りをあげてニュルブルクリンクを走行する動画はこちら
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参照:CivicXI com