>ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA)

5台の歴代ホンダ・シビック・タイプRがドラッグレースを走る!意外や最新=最速ではなくFK2が最速、次いでFL5/FK8、EP3にFN2【動画】

5台の歴代ホンダ・シビック・タイプRがドラッグレースを走る!意外や最新=最速ではなくFK2が最速、次いでFL5/FK8、EP3にFN2【動画】

| ドラッグレースだけがシビック・タイプRの性能を見そう唯一の方法ではないが |

できればサーキットの走行タイムでの比較も見てみたい

さて、英国Cawowが歴代ホンダ・シビック・タイプRのドラッグレース動画を公開。

いずれもFFそしてマニュアル・トランスミッションというスペックを持ち、それぞれの時代における最高の技術が注入されたハードコアモデルたちですが、2001年発売のEP3から最新のFL5世代まで、意外と接戦となっているもよう。

ここでその内容をみてみましょう。

ホンダ・シビック・タイプR
参考ホンダが「タイプR」30周年に際し、その生い立ちや赤バッジの意味、歴代TYPE R、これからについて語る。「タイプRの開発になるとわが社のメンバーはみんなリミッターが解除される」

| このコンテンツを見る限り、タイプRは時代に応じ、最適な形で進化を遂げることになりそうだ | やはりタイプRはホンダの中でも「特別な位置づけ」にあるのは間違いない さて、ホンダが「タイプRの30周年 ...

続きを見る

歴代シビック・タイプRはこんな仕様を持っている

そこで今回ドラッグレースに参加する歴代シビック・タイプRをざっとおさらいしてみると、1997年発売のEK9は「欠場」となり、こちらは2001年に発売された二代目シビック・タイプR。

生産は日本(鈴鹿)から英国のスウィンドン工場へ移され、エンジンは2リッター直2で215馬力(K20A)、トランスミッションは6速MTへと進化するも、そのぶん重量も増えて1190kgに。

2

こちらはイギリスで生産された、3ドアハッチバック版の「欧州仕様シビック・タイプR」。

エンジンは2リッター直4(K20Z)で出力は201馬力、トランスミッションは6MT、サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアがトーションビーム、重量は1320kg。

日本だと「タイプRユーロ(TYPE R EURO)」の名で2009年に2010台が限定販売されていますが、出力、サスペンション形式、重量の面において「タイプR」とは名乗れないという判断だったのかもしれません。

1

2015年登場のFK2型シビック・タイプRはエンジンがターボ化され、2リッター直4(K20C)ながらも310馬力を発生。

生産は英国、ボディ形状は5ドアハッチバックでサスペンション形式はフロントがマクファーソンストラット、リアがトーションビーム(車軸式)、車体重量は1380キロ。

3

そしてFK8世代のシビック・タイプR。

2017年に発売され、はじめて北米に導入されたシビック・タイプRでもありますが、生産はやはり英国で5ドアハッチバック、エンジンは2リッターターボ(320馬力位/K20C)、車体重量は1390キロ。

エンジンや車体重量は先代と大きく変わらず、トランスミッションも6MTのままとなるものの、リヤサスペンションがシビック・タイプRとしてははじめてマルチリンクに(フロントサスペンションは変わらずマクファーソンストラット)。

9

現行にして最新世代のFL5は2リッター4気筒ターボエンジンを搭載して330馬力を発生させ、車体重量は1,429kg。

タイヤ/ ホイールは先代より1インチダウンとなっていますが、しかしもちろんそれは「より速く走るため」の変更であり、実際に鈴鹿サーキットでは先代のタイムを更新しており、今後主要な世界のサーキットにおいて「FF最速」を更新し続けることになるものと思われます。

8

新型ホンダ シビック タイプR発表!コンセプトは「アルティメイトスポーツ2.0」、最強最速、安定感と夢中になれる速さを目指す
新型ホンダ シビック タイプR発表!コンセプトは「アルティメイトスポーツ2.0」、最強最速、速さと走る喜びを極めたピュアスポーツ

| 新型ホンダ・シビック・タイプRは先代とは打って変わってシンプル、そしてクリーンに | ただしその内容は先代よりもさらに過激に さて、ホンダが待望の新型シビック・タイプRを正式発表(日本では9月に発 ...

続きを見る

実際に5台のシビック・タイプRがドラッグレースを走ってみたらこうなった

そこで今回のドラッグレースの結果についてですが、上述のとおりかなり接戦。

ただしタイムは(マニュアル・トランスミッションのあで)ドライバーの技量によって大きく左右されることになり、必ずしもその数字がクルマの性能を示しているわけではないことには注意が必要かもしれません。

まず最速はFK2の13.8秒。

6

続いてFL5とFK8の14.0秒(FL5のほうがちょっとだけ先にゴールしている)。

5

EP3は15.3秒。

43

最後はFN2の16.3秒という結果です。

4

5台のホンダ・シビック・タイプRがドラッグレースを走った動画はこちら

合わせて読みたい、ドラッグレース関連投稿

【動画】R32、R33、R34、R35「4世代」にわたるGT-Rがドラッグレースを走る!その進化の過程がわかる結果を見てみよう
【動画】R32、R33、R34、R35「4世代」にわたるGT-Rがドラッグレースを走る!その進化の過程がわかる結果を見てみよう

| やはりR32~R34世代とR35 GT-Rとでは大きな隔たりがあった | R32~R34までは基本的に「同じパワーユニットやドライブトレーン」を使用するものの、R35では「完全に別モノ」 さて、先 ...

続きを見る

【動画】まさかの「ランボルギーニ・アヴェンタドール全5世代」がドラッグレースを走る動画が公開!やっぱりアヴェンタドールはどの世代でも格好いいな・・・
【動画】まさかの「ランボルギーニ・アヴェンタドール全5世代」がドラッグレースを走る動画が公開!やっぱりアヴェンタドールはどの世代でも個性があるな・・・

| これだけ豪華なドラッグレースはなかなか実現しないだろう | さすがはCarwow、もっとも影響力のあるユーチューバー さて、先日「ポルシェ911ターボ7世代」にわたるドラッグレース動画を公開したC ...

続きを見る

【動画】930ターボから992ターボまで「初代から7世代にわたる」ポルシェ911ターボがドラッグレースを走る!その出力は300馬力から650馬力へと飛躍的に向上
【動画】930ターボから992ターボまで「初代から7世代にわたる」ポルシェ911ターボがドラッグレースを走る!その出力は300馬力から650馬力へと飛躍的に向上

| ポルシェ911ターボの歴史は、ある意味で近代911の歴史そのものでもある | どの世代の911ターボにもそれぞれの特徴があり、それぞれのファンがいる さて、いつも珍しいメンバーでのドラッグレース動 ...

続きを見る

参照:carwow

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA)
-, , , , , ,