| RX-8のエンジンスワップは珍しい。一気にドリフトマシンへ変身だ |
少し前の動画ですが、マツダRX-8にトラックのディーゼルエンジン(ターボ)をスワップしたツワモノが登場。※エンジンルームに収まりきれず、載せ替えたエンジンとターボがハミ出してる
このエンジンはアメリカの「Cummins(カミンズ)」という会社が製造しているもので、このカミンズは車体を製造せずにエンジンのみを供給しているそうですが、北米のみだと「トラック用ディーゼルエンジンのシェアはほぼ4割」。
クレーンなど重機のエンジンとしても使用される事が多く、クレーンの「タダノ」もこれを採用するなど、国際的なメーカーのようですね(全然知らなかった)。
トルクに任せてズルズルとドリフト
そんな重機用のエンジンなので「とんでもなく」パワフルだと思われ、最新の動画ではガレージの裏で「ズリズリ」と滑るようなドリフトを見せています。
なおディーゼルターボという性格を考慮するとピークパワーよりもトルクのほうがトンデモないことになってそうですが、数値的なものは未公開(計測していない?)。
まず動画ではドナーとなるRX-8を徹底的に分解。
コンパクトなロータリーエンジンに変わってディーゼルエンジンを搭載するため、エンジンルームとバルクヘッドを大きくカットしています。
そして室内側もカット。このために内装もすべてバラすハメに。
ここから先は動画にて
こちらがエンジンスワップから完成までを収めた動画、「Rx-Hate (Cummins 6bt Rx-8 build)」。
このユーチューバーBodge Rides GarageはカスタムしたマツダRX-8を「RX-Hate」と呼んでいるようですね(アールエックス・エイトではなくアールエックス”ヘイト”)。
そしてこちらが完成した後にバックヤードで盛大にドリフトを行う動画、「Rx-Hate Update, Q&A, 1st Drift Day」。
その様子は必見、エンジンサウンドもまた必聴です。
他にもまだある、過激なエンジンスワップ
アメリカはとにかくエンジンスワップに寛容で、昔から様々なスワップが登場しています。
まずはスバルBRZにシボレーのV8エンジンを突っ込んでしまったカスタムカー。
アメリカ人はV8エンジン大好きなことで知られますが、エンジンそのものも手に入りやすいのかもしれませんね。
こちらはポルシェ911にコルベットのエンジンをスワップ。
もちろんV8です。
4気筒から4気筒ということで、BMW M3にホンダS2000のエンジンをスワップ。
M3はこの後の世代もカスタムベースとして人気が高く、やはりV8エンジンを押し込まれたりしているようです。
そして意外と多い、クラシックミニにホンダ・インテグラ・タイプRのエンジンを載せ替えるカスタム。
トヨタ86に日産GT-RのV6ツインターボを1300馬力にまでチューンして搭載。
「水平対向つながり」で、ポルシェ356にスバルの水平対向4気筒をスワップ。
同様に、フォルクスワーゲン・ビートル(初代)にスバルのエンジンを載せ替えるカスタムも多いようです。
VIA:Bodge Rides Garage-youtube