| どう見ても元が「不動車」だったとは思えない |
トヨタ・スープラ、日産GT-RやホンダS2000同様、アメリカで高い人気を誇る日本車というとマツダRX-7。
映画「ワイルド・スピード」に登場した影響もあってそのプレゼンスを高めていますが、GT-Rと異なりアメリカにも正規輸入されていたため、それなりに個体数も多いようですね。
ただ、スポーツカーという性質上、中には「廃車寸前」のRX-7も多数見られ、今回の一台も「ジャンクヤードで見つけてきた」一台の復活劇。
レストアにかかったのは1年以上
今回、廃車寸前だったRX-7を買取り、見事復活させたのはユーチューバーのTJ Hunt氏。
これまでも同様に不動となったフォード・マスタング、フェラーリ458イタリア、スバルBRZ、トヨタ・スープラ、日産フェアレディZ等を復活させてきた経歴を持っているものの、TJ Hunt氏いわく、「このRX-7はもっともお気い入りのプロジェクトのひとつだ」。
最初にこのマツダRX-7の「レストア動画」が公開されたのは約2年前であり、完成までにはかなりの月日をかけたということになりますが、その過程を今回10分にまとめた動画を公開しており、その内容を見てみましょう。
まず、こちらは引き取ったばかりのマツダRX-7。
ランボルギーニ・ウラカン風の光り方を持つテールランプが装着されています(こういったパーツがあるのは知らなかった)。
そこからカスタム&修理を開始。
フロントフードはじめ、いくつかのパーツは日本から取り寄せています。
テールランプは新しいものへ。
ヘッドライトも「固定式」へと変更。
ざっと取り付けるパーツを仮組みした後にはボディをホワイトにオールペン。
エンジンも取り外し、エンジンルーム内も塗装されていますね。
その後はパーツを組み付けてゆきます。
エンジンも組み直し。
リアウイングも装着。
シートも入れ替え。
文字どおりのフルカスタムです。
そしてめでたく完成。
こちらがレストアとカスタムの様子をまとめた動画。
TJ Hunt氏のYoutubeチャンネルでは、レストア段階ごとの詳細動画もアップされています。
マツダRX-7は今後の値上がり有望株
マツダRX-7は高い人気を誇りながらも、その台数の多さから「そこまで」中古価格が上がっていないモデル。
ただし時間の経過とともに「市場から姿を消す」個体も増えてきており、今後はその希少性とともに相場も高くなると見られているクルマです。
こちらはまた別のユーチューバーですが、カスタムされたランエボ、RX-7、そして日産GT-Rで夜の街を走る動画。
もはや「JDM」はひとつの文化になりつつある、ということなのかもしれませんね。