| 現実的にランサーエボリューション復活の可能性は限りなく低いと考えられる |
それでも復活を求めるファンが後をたたないのがランエボというクルマである
さて、GT-R、スープラ、フェアレディZ、インプレッサWRXとならび高い人気を誇った日本車がランサーエボリューション、通称ランエボ。
WRC参戦のためのホモロゲーション取得用として誕生し、「I(1992年)」から「X(2004年)」まで継続されるものの、参戦の機会を失ったことからランエボXにてそのライフを閉じており、2015年に1,000台限定で発売された「ランサーエボリューション ファイナルエディション」が最後のモデルとなっています。
ランサー エボリューション復活の要望は非常に強い
ただしランサーエボリューション復活に対する要望は非常に強く、これまでにも様々な「新型ランサーエボリューション」をイメージしたレンダリングが登場していますが、今回はレンダリングアーティスト、Hycade(ハイケイド)氏が満を持して「ランサーエボリューション 11」を発表することに。※同氏は日本車に対してなんらかの思い入れがあるようで、これまでにも「R36 GT-R」など日本車に関する作品を多数リリースしている
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そして今回公開された作品についても同氏のランサーエボリューションに対する熱い想いが再現されているように見え、ランエボXの面影を残しつつもアグレッシブな要素が多数追加。※2005年に発表されたコンセプトXに近いかもしれない
フロントだと大きなスプリッターが取り付けられ、ボンネット上にはエアを抜くための大きなダクトも。
ヘッドライトは横方向に長く薄く、LEDデイタイムランニングランプを内蔵した構造を持ちますが、両端のエアインテーク分だけ「フロントフェンダーが拡大している」と考えて良さそうですね。
ルーフは低く抑えられ、フロントウインドウはかなり「寝た」角度を持ち、ウエッジシェイプが強調されているほか、サイドステップの前側にはウイングレット、後ろ側はリアフェンダーの膨らみを強調するかのように下に向けてスロープするという流行りのデザイン。
リアには大きな、しかしシャープなウイングが取り付けられており、テールランプもランエボXの雰囲気を感じさせつつも現代的なディティールへ。
リアディフューザーも大きく深くなり、これも「今っぽい」デザインへと変更された部分だと言えそうです。
「ランサーエボリューション11」を紹介する動画はこちら
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参照:hycade