| 現在の日産の状況を鑑みるに、いずれの新車も”絶対に外してはならない” |
さて、先日より何度か目撃されている新型日産エクストレイル(北米では”ローグ”)。
これまでのスパイフォトを見る限り、そのデザインは「ほぼ確定」しているものと思われ、カモフラージュの下から見え隠れするランプ類も市販モデルと同等のクオリティを持っているように見受けられます。
そして今回、そのローグのデザイン画がブラジルの特許庁にあたる機関に登録(一般公開)されたことが分かり、ディティールが判明することに。
あくまでも無着色の3Dモデリング画像なので、実際のクルマとはイメージ的乖離があると思われるものの、これを見るに「Vモーショングリル」そして「台形のロワーグリル」がフロントにおける特徴だと言えそう。
これまでのスパイフォトから判断する限りだと、フロント上部にあるランプはウインカー、そして下部にあるのがヘッドライトだと思われますが、この配置は「新型ジューク似」。
ジューク同様に「丸く塊感のある」デザインも継承され、反面ジュークと異なるのは「ヘッドライト形状」。
ジュークは丸形、エクストレイルは細長シェイプということになりそうです。
なお、もちろn新型エクストレイルは3列シートを備えると思われ、そのためにキャビン容積がかなり大きく設定されているようですが、一方でルーフは若干後ろ下がり、つまり「クーペスタイル」を意識しているようにも思えます。
テールランプは「縦」でははく「横」基調デザインとなっていて、これはBMWやメルセデス・ベンツ、アウディも好んでSUVに採用する手法。
SUVはどうしても腰高に見える傾向にあり、しかし「横に長い」テールランプを与えることで、より広く低く見せ、安定感を演出するという狙いがそこにあるようです。
これまでのスパイフォトを見ていると、「かなりジュークに近くなる」といった印象もあったものの、こうやって特許画像を見ると”ちゃんとエクストレイル”といった雰囲気も。
現行モデルに比較するとよりスタイリッシュ、そしてよりスポーティーになり、高級感も増すように感じられ、群雄割拠となるSUV市場においても、高いプレゼンスを発揮できそうですね。
VIA:Motor1