| パークングブレーキはなぜか電動ではなく「手動」 |
先日、マニュアル・トランスミッションを強調したティーザー動画が公開された新型フェアレディZ。
今回はそれに続き、エンジンに火を入れてアクセルをぐっとふかす動画が公開されています。
今回のティーザー動画を見るに、センタートンネルはかなり高く、シフトレバーはかなり短いようですね(ストロークもかなり短く見える)。
そしてシフトブーツ手前には「Z」の文字、そしてセンターコンソール左側にはマニュアル式のパーキングブレーキ(電動式ではない!)が確認可能。
今回のティーザー動画はこんな内容
そこで今回のティーザー画像についてですが、まずは「Z」と刻まされたサイドシルが登場。
そしてマニュアル・トランスミッション搭載であることを示すシフトノブ。
そしてドライバーが1速にシフトするとともに高らかなエキゾーストノート。
この音を聞くに、けっこう甲高く、かつそうとうにシャープな吹け上がりを持っているようです。
そして走行。
ホイールのスポークは細く、軽量さを重視していることを見て取れます。
なお、タイヤには「NISSN Z」のレターが入っていますが、これはおそらく「イベント用のプロトタイプだから」であり、市販モデルにこの文字がプリントされることはなさそう(オプションであっても用意してくれればありがたい)。
新型フェアレディZはどんなクルマ?
新型フェアレディZについてはわかっていることは少なく、外観においては「フロントがS30風、リアがZ32風」ということくらい。
おそらくは現在の日産が他車種で採用するデザイン言語とは大きく異る固有の外観を取り入れてくると思われますが、つまりそれだけ「フェアレディZを特別視している」ということになりそう。
プラットフォームは現行をそのまま改良して使用するという説が濃厚で、「手動パーキングブレーキ」を見るに、おそらくは相当にコストを削っているのだと思われます(ドリフト用に手動パーキングブレーキを残しているのだとすると驚きですが)。
そのほか、エンジンはスカイライン400Rに積まれる400馬力のV6ターボを使用すると言われており、出力についても400馬力を達成するという見方が濃厚。
価格については「400ドル」を目指しているという報道もあり、日本だと450万円くらいに設定されるのかもしれませんね。
まだまだ新型フェアレディZがどんなクルマになるのかわからない段階で色々と考えるのは早計ではありますが、「マニュアル・トランスミッションで400馬力をコントロールできる(しかも400万円台)」となると相当に魅力的なクルマであるのは間違いなく、かつターボエンジンであればパワーアップも容易なので、多くのユーザーやショップがチューニングに乗り出し、大きく(フェアレディZを取り巻く環境が)盛り上がることになりそうですね。
参照:Nissan