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走行わずか1,590km、新車コンディションのR33 GT-Rが競売に登場!おそらくこれよりも程度のいい個体を見つけるのは極めて困難、天井知らずに価格が上がりそう

2022/07/09

走行わずか1,590km、新車コンディションのR33 GT-Rが競売に登場!おそらくこれよりも程度のいい個体を見つけるのは極めて困難、天井知らずに価格が上がりそう

| おそらくこのコンディションのスカイラインGT-Rであれば金額に糸目をつけずに入札する人がいそう |

二度と同等の条件を持つ個体は出てこないだろう

さて、日本においても非常に珍しい「フルノーマル、走行わずか1,590km」のR33スカイラインGT-Rが米国のオークションに登場予定。

R33 GT-Rは2020年に「25年ルール」対象となって北米への輸入が可能となり、それ以降大きく相場が上昇しています。

そしてこのR33 GT-Rが特別なのは、保存状態が非常に良く、RMサザビーズによると「新車同様」。

しかもボディカラーがミレニアムジェイドと並んで人気の高いミッドナイトパープルであり、現時点では「どこまで価格が上がるのかわからない」ということなのか、エスティメイトが出されないままでの出品となるようですね。

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日本だと圧倒的にR32 GT-Rの人気が高いが

R33 GT-RはR32 GT-Rの後継となっていますが、ローレルのプラットフォームを使用しボディサイズやホイールベースが拡大し重量が増加したことから「ピュアさを失った」として大きな批判を浴びることに。※R33 GT-Rは全長4670、全幅1780、全高1360、ホイールベース2720ミリ、車体重量は1540kg、R32 GT-Rは全長4545、全幅1755、全高1340、ホイールベース2610ミリ、車体重量は1430kg

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ただ、日本のそういった評判は「R32 GT-Rに続いてR33 GT-Rが登場した」からで、そういった順序を踏んでいないアメリカではいったいどういった捉えられ方をしているのかはちょっとナゾ。

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GT-Rの(北米での)人気自体が映画「ワイルド・スピード」にてブレイクしたと言われ、となるとやはりブライアン(ポール・ウォーカー)の愛車として登場したR34 GT-Rの人気が一番高いのかもしれません(これはまだ25年ルールにかかっていないので、北米に輸入ができない)。

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ちなみにR33 GT-Rはレオンの愛車としてワイルド・スピードに登場していますが、全く活躍していいないため、やはりR33 GT-RよりもR34 GT-Rのほうが支持されているのかもしれませんね。

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R33 GT-Rに搭載されるのはR32 GT-Rからのキャリーオーバーとなる2.6リッター直6ツインターボ「RB26DETT」。

自主規制によって出力は280馬力に抑えられていますが、300馬力程度を(ノーマルの状態で)発生すると言われています。※当時、オリフィスをちょっとイジるだけでポンと馬力が上がると言われた

トランスミッションは5速マニュアル、革新的なアテーサE-TSによって4輪を駆動します。

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このR33 スカイラインGT-Rのインテリアも新車コンディションだった

そして画像を見る限りだとこのR33 GT-Rのインテリアも新車同様。

ちなみにエアバッグが日本車に導入されて間もない頃だったので(日産はかなり早い段階から標準装備化していた)まだサイズが大きく、ステージアあたりから一気にセンターパッドが小さくなったように記憶しています。

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シートはヘッドレスト一体型のバケットタイプ。

この時代の日産は国産車の中ではもっとも優れたシートを採用していたと認識しており、とくにR33GT-Rのシートは座り心地がよく疲れにくく、しかしホールド性が高かったという印象も。

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参照:RM Sotheby’s

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