| ただし「NISMO」というにはちょっと地味な気がしないでもない |
もしかするとNISMO製アフターパーツのテストかも
さて、まだまだデリバリーがほとんどなされていない新型フェアレディZですが、今回は米国アリゾナ州にてニスモバージョンと思われるプロトタイプが目撃されています。
この画像はフェアレディZ専門掲示板、「NISSAN Z Club」のメンバーが撮影したものですが、黒い物理的カバーが装着された試作車、そして物理カバーを外した代わりに全身をフィルムで覆われた試作車の二台が走行している様子が捉えられています。
以前に目撃された新型フェアレディZ NISMOのプロトタイプとは若干異なるが
そして今回掲示板に公開された画像を見てみると、フロントバンパーは「スプリットグリル」そしてリップがやや突き出た形状を持ち、サイドステップ、そしてリアバンパーは大型化。
いずれもスカート形状を持っているように思われます。
トランクリッドには小ぶりなスポイラーが追加され、しかしこれは以前に岡山国際サーキットにて目撃された、フェアレディZ ニスモと思われるプロトタイプとは相違のあるところ(リアバンパー形状もちょっと異なるようだ)。
現時点ではこのプロトタイプが新型フェアレディZ NISMOとは断定できない
なお、今回の画像のみではこれが新型フェアレディZのニスモバージョンと判断することは難しく、もしかすると「ニスモから発売されるカスタムパーツ」のテストを行っているのだけなのかもしれません。
ホイールこそは「超軽量」構造を持つように見せるものの、「ニスモ」を名乗るにはエアロパーツも地味であり、かつブレーキもややプアなんじゃないかという気がしないでもなく、このフェアレディZについては「ちょっとナゾ」。
なお、現時点で日産からは「フェアレディZ NISMO」の存在について言及されてはおらず、しかし登場するのはほぼ確実だと見られており(ニスモとしてもフェアレディZ NISMOを発売して利益を得なくてはならない)、登場するのであれば3リッターツインターボエンジンの出力を500馬力以上に高めてくるだろうとも推測されています。
そして「500馬力」ということ、その馬力に見合った価格設定がなされるであろうことを考慮すると、その価格に見合った外観を持つ必要があり、その意味からしても、今回目撃された個体は「ちょっと」迫力が足りないかもしれません。
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参照:Nissan Z Club