2017年モデルの日産R35GT−Rニスモと、660馬力にチューンされた2009年モデルR35GT−Rとの対決動画。
シルバーストーンにて、ドラッグレース、サーキットの周回両方での対決を行っています。
GT−Rニスモは出力600馬力なので、そのは60馬力となりますが、結果はいかに?というところ。
結論を述べてしまうとドラッグレース、サーキット走行ともにGT−Rニスモの方が速い結果となり、ドラッグレースは僅差ではあるものの、サーキット走行だと2.7秒も差がつく結果に。
日本ではGT−Rの最もベーシックなモデル「GT−Rピュア・エディション」の価格は996万円、GT−Rニスモの価格は1870万円。
その差およそ2倍というところですが、この結果を見る限り、やはりGT−Rニスモはしっかりとセッティングされており、特にサーキット走行においてはその差歴然という印象で(比較対象のGT−Rがいかに660馬力といえど2009年モデル、と古すぎることもありますが)、速く走るには馬力よりも重要な要素がある、ということを理解させてくれます。
ぼくもかつては国産スポーツカーのチューニングに明け暮れた時期もありましたが、その後ポルシェに乗り換えてから思ったのは「いくらお金をかけてチューニングしても、最初から速く走るために設計された車にはかなわない」「最初から速く走るために作られた車は買ったのちにチューニングする必要がない(お金がかからない)」ということで、チューニングにお金をかけるのであれば、買うときに高くても「最初から速い車を買うべきだ」という結論に至っています(その方が売るときも高い)。