出力は350馬力、トランスミッションは6MT
フォード・マスタングにトヨタ・スープラに積まれる2JZエンジンをスワップしたカスタムが登場。
パっと見た感じはまさかエンジンをスワップした車両のようには見えず、単なる渋いグレーとブラックのマスタングですね。
2JZはトヨタの誇るタフなエンジン
2JZエンジンはやはりスープラに搭載されたことで有名ですが、自然吸気の2JZ-GE、ツインターボの2JZ-GTE、直噴仕様の2JZ-FSEとがあり、スープラのほかにもクラウン、アリスト、マークⅡ、チェイサー、プログレ、レクサスGS/IS、ソアラなどに搭載。
とにかくタフなエンジンとしても知られ、そのチューニングに対するポテンシャルの高さから多くのチューナーに支持されています(残念ながら現在は2JZを搭載した新車はない)。
ホイールはブラック、そしてリアスポイラーもブラックという戦闘機風なカラーリングを持ち、サイドには「17」のナンバリング。
ボンネットはこんな感じで放熱のためにダクトが設けられ、パイプを逃がすための切り欠きも。
こちらが2JZエンジン。
カバーはカーボン製へと変更されています。
ちなみに出力は350馬力、とのこと。
そして走行。
アメリカの法規だと「合法」に走れるそうで、毎度のことながらエンジンスワップを容易に行える環境は「うらやましい」の一言ですね。
それでは動画を見てみよう
こちらがスープラのエンジンを積んだマスタングを紹介する動画、「CA LEGAR 2JZ MUSTANG」。
こちらはいかにトヨタの2JZエンジンが優れるかを解説する動画。
日本の自動車史上、2JZエンジンのほか、L28など、いくつか「チューナーに愛される」エンジンが存在していますね。
今回のマスタングのほか、日本車のエンジンを欧米のクルマにスワップしたものだと「マツダのロータリーエンジンを”6ローター”にまで増設してBMW M6に搭載したものも。
こちらはE30世代のM3にホンダS2000のエンジンをスワップ。
クラシックミニにホンダ・インテグラ・タイプRのエンジンをスワップ。
ポルシェ356スピードスター(レプリカ)にスバルの水平対向エンジンを搭載した車両も。
VIA:TheSmokingTire