| 一方、アメリカ向けには日本っぽいカスタムのハイランダーが登場 |
トヨタがロシア市場向けにカムリの「Sエディション」なる特別仕様を投入。
これは外装をスポーティーに仕立て上げたモデルで、ルーフとドアミラーにはブラック、そしてフロントスポイラー等にはレッドのアクセント。
ボディカラーについては画像のパールホワイトのほか、ラインアップされるすべてを選択可能だとされています。
はお、ホイールは2トーン仕様の18インチ。
トヨタのスポーティモデルは「ホワイト、レッド、ブラック」
イメージカラーはこの「ホワイト」ということになりそうですが、これには上述の通りブラックとレッドのアクセントが付与され、これはつまるところ「GRカラー」。
ただしこのモデルはGRを名乗るわけではなく、北米でも「TRD」モデルにこのカラーが用いられることもありますが、やはりトヨタがモータースポーツに用いるのは徹底してこの3色であり、スポーツイメージを反映した市販車もこのカラーがメインである、ということかのかもしれません。
サイドから見るとドアインサートにもブラックが用いられていることがわかります。
テールランプはクリア仕様、そしてテールゲートスポイラーも装着。
リアディフューザーにもレッドのアクセントが見えますね。
出力に関しては標準モデルと変わらず、エンジンは2.5リッター4気筒(181PS)、6速ATが組み合わせられるとのこと。
インテリアにも大きな変更はないようですね。
トヨタは続々特別仕様を発表
そしてこちらはアメリカ市場向けに発売されているSUV、「ハイランダー」の新グレード”XSE(このグレード名はトヨタに限らずアメリカではよく見られる)”。
これまでのハイランダーとの違いは「はじめて3列シートを用意したこと」と「(オフロードではなく)街なかをイメージした仕様を持っている」こと。
このハイランダーXSEの特徴としては、前後バンパー形状がスポーティーに、そしてバンパートリム、ドアミラー、ルーフレールに「ブラック」が用いられ、そしてホイールがツートンカラーになり、マフラーエンドがスポーツカー風のデュアルパイプへ変更されること等。
インテリアはブラックとレッドが用いられてこれまたスポーティーな雰囲気に。
なお、アメリカ市場では以前より「SUVはよりワイルドにしたほうがいい」という風潮があり、こういった「SUVをスポーツカー風に」という傾向はほぼ見られないように思います。
一方日本(と欧州)ではSUVでもローダウンしたり、前を擦りそうなスポイラー、そしてスポーツ化顔負けのウイングを取り付けたりすることがありますが、これが北米でも受け入れられるのかどうかについては興味のあるところ。