| 1台は彼氏からのプレゼント、もう1台は自分で購入 |
お騒がせセレブ、パリス・ヒルトンが所有していたレクサスLFAが中古市場に登場。
現在クリーブランドのエキゾチックカーディーラーにて販売されており、その価格として495,900ドルが掲示されています(約5500万円)。
さすが多数のクルマを所有する元セレブの所有だけあって走行距離はわずか6,325kmにとどまり、ボディカラーはパールホワイト、インテリアはホワイトとネイビーとのコンビという、これまたセレブっぽい仕様を持っています。
パリス・ヒルトンは2台のレクサスLFAを気に入っていた?
Daily Mailによると、2011年に当時のパリス・ヒルトンの彼氏がパリス・ヒルトンの30歳の誕生日プレゼントとしてイエローのレクサスLFAを贈り、その後に彼氏と別れるもパリス・ヒルトンは(イエローのレクサスLFAを売って)このパールホワイトのLFAへと買い替えた模様。
その後もしばらく彼女はこのレクサスLFAに乗り続け、何度か動画に収められているようです。
レクサスLFAは2010年から2012年の間に販売されていますが、その限定台数は500台。
シャシーや足回り、その他モロモロのパーツ類は他のレクサス車とほぼ共通性がなく、何から何までもが専用設計。
ロールセンターを最適化するために左右シートを接近させていることもよく知られ、それを可能とするために航空機グレードの素材・加工にてプロペラシャフトを製造してセンタートンネルを「狭く」するなど、至るところにまでこだわりが反映されているクルマでもありますね。
エンジンは専用に開発された4.8リッターV10(570馬力)でレブリミットは9,000回転。
ヤマハがチューンした素晴らしいサウンドを発生することでも知られ、かのジェレミー・クラークソンも「もっともいい音がするクルマ」に認定しています。
【動画】ジェレミー・クラークソンがインタビューに答える。「今でも、これまで運転した中だとレクサスLFAがもっともいいクルマだと考えている」
さらにレクサスLFAのボディパネルはカーボン製、インテリアについてもこだわりの職人魂がいかんなく反映されており、長期に渡ってその高い価値を発揮する要素が詰まっています。
レクサスLFAを見てきた!走りに特化したクルマだと考えていたが、ロールスロイスよりも美しい塗装面を持つなど「芸術点」も世界最高レベルだった
実際のところ、北米のレクサス正規ディーラーは新車のレクサスLFAを”長期的な値上がりを見越して”相当数保管しており、毎年数台づつ販売しているようですね。
2018年に続き2019年もレクサスは「LFAの新車」を3台販売!残る新車のLFAはあと4台、気になる人は北米レクサスへ問い合わせるべし
話をパリス・ヒルトンに戻すと、彼女はなかなかのクルマ好きのようで、最近も自身で仕様を選んでカスタムしたBMW i8を公開したことも。
なお、海外セレブ、とくにハリウッドセレブは女性であっても(日本とは異なり)クルマ好きな人が多い模様。
今回のレクサスLFAについては非常に人気の高いクルマではあるものの、「パリス・ヒルトンが乗っていた」ということが付加価値になるとは思えず、もしかすると「マイナス」になるかもしれませんね。
【動画】超セレブ、パリス・ヒルトンがBMW i8をカスタムした!ウエアもお揃いの”ホログラフィック・ピンク”に。それってイケてる?
気になるレクサスLFAの後継は?
そこで気になるのが、もはや伝説となりつつあるLFAの後継モデル。
レクサスとしてはその待望論があることを重々承知しているようではありますが、生産終了後8年が経過した状態でも今だ後継モデルが登場する気配なし。
レクサスLFA後継について、レクサス幹部語る。「無視できないほどの要望があり、実現の可能性も」
レクサスとしては現在「現実的にお金を稼げる」SUVに注力しており、「イメージリーダー」としての次期LFAにはコストそしてリソースを割けない状態なのだと思われ、しかし状況さえ変われば次期LFAがありうるというコメントも見られます。
レクサスがLFA後継の可能性について「メディアが後押ししてくれれば前に進める」と語る。スープラのように話題が盛り上がれば新型LFA登場も?
加えて、謎のオーバーフェンダーを装着したレクサスLFAプロトタイプが度々ニュルブルクリンクを走行する姿が目撃されており、レクサスとしてはLFAに対して何らかの行動を起こしており、それが明らかになるのを待つよりないのかもしれません。
VIA: Marshall Goldman, HollywoodCIA