北米向けとしてGRカローラが増産され2024年モデルとしても継続するようだ！日本でも追加販売を期待できるかも

｜　たしかに日本向けとしても「追加販売を検討する」とのコメントが聞かれるが　｜

トヨタとしてはこのチャンスを逃す手はないだろう

さて、トヨタが大人気のGRカローラの増産（追加販売）を予定している、との報道。

GRカローラは世界各国にて想定を上回る人気を獲得しており、日本では抽選販売となったことが記憶に新しいかと思いますが、米国では（GRカローラRZ / GRカローラRZ "モリゾウエディション”という日本のラインアップとは異なり）「コア（Core）」「サーキットエディション（Circuit Edition）」「モリゾウエディション（Morizo Edition）」の3グレード展開となっています。

米国ではモリゾウエディションを継続販売

そして米国だと、この3種類のうち、モリゾウエディションは2023年モデルに続いて2024年モデルも継続販売されるそうですが、コア、そしてサーキットエディション（22023年モデルとして1,500台が販売されている）については今後どうなるかが確定していなかったといい、しかし今回、トヨタのマーケティング＆コミュニケーション担当副社長であるマイケル・トリップ氏によると「GRカローラ、特にサーキットエディションに対する熱意と興奮を目の当たりにしています。その需要は我々の予測を遥かに超えており、我々はGRファンの声に耳を傾け、GRカローラの生産量を増やし、2024年にGRカローラのラインアップの一部としてサーキットエディションを提供し続けたいと考えています」とのこと。

現時点では確実に増産がなされるのかどうかの決定的言及はなく、しかしトヨタとしてもファンの要望に応えるため、そしてGRブランドの人気拡大のため、なによりもGRカローラは収益性が高いと思われるので「希少価値を保つことができる範囲で」売れるだけ売りたいと考えているのは間違いないかと思います。

一部の予測では「需要を満たすだけの台数を生産する」とも言われていますが、そうなるともちろん日本市場においても追加販売がなされると考えてよく、これは日本のファンにとっても朗報かもしれません。

米国仕様のGRカローラはこんな装備を持っている

上述のとおり、米国仕様のGRカローラには3種のグレードが存在し、「コア」はもちろんベーシック仕様となりますが、ひとつ上の「サーキットエディション」はこれに「ベントバルジフード、鍛造カーボンファイバールーフ、グロスブラックリアスポイラー、フロント＆リアトルセンリミテッドスリップデフ、レッドペイントブレーキキャリパー」が追加されているというので、日本のRZと同等だとも考えることができそうです。

ちなみに「コア」を選んだ場合、フロント＆リアトルセンリミテッドスリップデフとレッドブレーキは「パフォーマンスパッケージ」として追加できるそうですが、そのほかの（サーキットエディションが持つ）装備はオプションとしても選べないのだそう。

サーキットエディションのインテリアだとスエード＆合成皮革シート、フロントシートヒーター、ステアリングヒーター、モリゾウサイン入りシフトノブ、8スピーカー付きJBLオーディオシステムが装備されており、アメリカではこの「サーキットエディション」が一番人気となっているようですね。

トヨタによれば、仮に2024年モデルとしてGRカローラ”サーキットエディション”が増産されるとしても、2023年モデルと装備が同等かどうかはわからないとのことで、これは2023年モデルのユーザーに対する配慮である可能性が高く、ボディカラーを変更してくる可能性も指摘されています。

ちなみにですが、日本だとGRカローラには「スーパーホワイトII」「プラチナホワイトパールマイカ」「プレシャスメタル」「プレシャスブラックパール」「エモーショナルレッドⅡ」の3色を選択できるものの、アメリカだと「アイスキャップ」、「スーパーソニックレッド」、「ヘビーメタル」の3色のみ（おそらくは名称が異なるだけで、日本仕様の一部と同じカラーコードを持つものと思われる）。

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参照：CARBUZZ