1999年のレクサスGS300(日本ではアリスト)のチューンドカーが中古市場に登場。
エンジンは純正の2JZ GE(自然吸気)へターボを装着しており、850馬力を発生。
なおノーマルだと225馬力なので相当なパワーアップを果たしたということになりますが、レース用ガソリンを使用すれば1300馬力にまで達する、とされています(リアトランクスペースにはNOSのようなものも見える)。
もちろん純正のトランスミッションはそんな大パワーに耐えられるわけもなく、とうの昔に壊れてしまい、現在はGM製のものへ換装済み。
販売価格は450万円程度となっていますが、1300馬力がこの価格で手に入ると考えると安いものかもしれません。
なお、この世代(1997-2005)のアリストは日本でも非常に人気が高く、安いものだと10万円台ではありますが、コンディションが良いと150万円以上の値をつける個体も。
日本だとツインターボ280馬力エンジン(2JZ-GTE)のV300、自然吸気エンジン(2JZ-GE)搭載のS300(230馬力)といった構成で、ハイパワーかつ「後輪駆動」であったことからトランスミッションをATからMTへと換装し「ドリフト車」へ改造するのが人気化した時期もありますね(中古でもMTへ換装したものが見受けられる)。
VIA:Motor1
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レクサスRCと言ってもガワだけがレクサスRC Fで(それも多分FRP製の簡単なもの)、中身はドラッグレース専用の車体となっていますが、なんといってもその加速は驚異的。
過去には7.2秒でゼロヨンを走り抜けるGT−R、5.8秒で走るトヨタ86などがありましたが、今回のレクサスRC Fはそれを超える5.5秒。
終速はなんと時速447キロに達するとのことで、驚異的としか言いようがありません。
日本はゼロヨンを行う場所や輸送方について敷居が高く、ゼロヨンはあまり人気がないとは思いますが、アメリカやロシア、中東では大変な人気を誇るようです。
なおボディは本当に「被せているだけ」なのでなんでも良いものの、意外と日本車の人気が高いようですね。
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