![世界で最も有名な「あのスープラ」!ワイルド・スピードの撮影に使用され、実際にポール・ウォーカーが乗った個体が競売に登場](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/05/ast-and-the-furious-toyota-supra.jpeg)
| ワイルド・スピード撮影後、いったんワイルド・スピードX2撮影のためにゴールドに塗られるも、当時のスタッフによって正式にレストアされる |
以前にも実際に撮影に使用された個体が2000万円近くで落札されたが
さて、映画「ワイルド・スピード」にてもっとも有名なクルマというと「ブライアンのスープラ」。
今回は実際に映画の撮影に使用され、ポール・ウォーカーがステアリングホイールを握った車輌がバレットジャクソン主催のオークションに登場することに。
なお、これは「ワイルド・スピード」第一作目の撮影のために制作された数あるスープラのひとつで、内外装の撮影時に使用されたと紹介されています。
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いったんはゴールドにペイントされるも「元の姿」に
このスープラは上述の通り第一作目の「ワイルド・スピード」の撮影に使用され、その後には第二作目「ワイルド・スピードX2」撮影のためにゴールドにペイントされることに。
ただし今回、もともとこのクルマを製作したカリフォルニア州のショップそしてエディ・ポール氏によってレストアが施され、「ワイルド・スピード」登場時と同様の外観へと戻されています。
![3the-fast-and-the-furious-toyota-supra-auction-rear-three-quarters](https://live.staticflickr.com/65535/51196327477_e35b62c0f6_c.jpg)
ボディカラーはランボルギーニ・ディアブロに純正採用されるものと同じ色味(オレンジパール)を持ち、ボディサイドには「ニュークリア・グラディエーター」のグラフィック。
![2the-fast-and-the-furious-toyota-supra-auction-three-quarters-low-angle](https://live.staticflickr.com/65535/51197817194_00db2228c8_c.jpg)
ボメックス製のフロントスポイラーにサイドスカート、TRD製ボンネット、APR性のアルミ製バイプレーンリアウイングも健在です。
![5the-fast-and-the-furious-toyota-supra-auction-rear-wing](https://live.staticflickr.com/65535/51197038031_e620d0d500_c.jpg)
ホイールは19インチの5本スポーク。
この個体には「オーディオシステム」が積まれておらず、「オーディオ担当」はまた別のスープラだったのでしょうね。
![4the-fast-and-the-furious-toyota-supra-auction-hatch-open](https://live.staticflickr.com/65535/51197817159_c6bd13f752_c.jpg)
搭載されるエンジンは「ノーマル」
なお、このクルマはエンジンルームの撮影に使用されることはなかったために「エンジン本体はノーマル」。
ボンネット内に収まるのは3リッター6気筒ターボです。
![6the-fast-and-the-furious-toyota-supra-auction-engine](https://live.staticflickr.com/65535/51196327462_7fcf9dfae2_c.jpg)
インテリアも劇中車同様に戻されていますが、モニターなどいくつかが欠損している模様。
ちなみにトランスミッションは4速ATだそうですが、マニュアル・トランスミッションに見せるための丸いシフトノブが装着されています。
![7](https://live.staticflickr.com/65535/51196327452_042759af02_c.jpg)
過去には2000万円近くで同様のスープラが落札されたことも
なお、このスープラがオークションに登場するのは今回が初だと思われますが、この「ブライアンのスープラ」はシーンにあわせて相当数が制作されており(走行シーン用、アップ用、スタント用など)、別の個体がかつて2000万円近くで落札されたことも(そちらの個体はターボではなく自然吸気エンジンが積まれていた)。
そして今回出品されるスープラには正式な鑑定書が付属するとされ、おそらくは「相当な」ところまで価格が上がることになりそうです。
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