| ベースはインフィニティG35(スカイライン) |
映画「スーサイドスクワッド」でジョーカーがドライブしている車の正体が明らかに。
インフィニティG35(スカイラインクーペ)の内外装をそっくり入れ替えるコンプリートカー、「Vaydor(ヴェーダー/ヴェイダー) G35」がそれと思われますが、ほぼ間違いなさそうです。
インフィニティG35がベースということは「FR」レイアウトとなるものの、車体後部のマスを大きく取り、エアインテークなどの装着によってミッドシップスポーツのように見せていますね。
なお、ボディを切ったり貼ったり、配線を弄る必要はまったく無いコンバージョン・キットとのことです。
もともとはフロリダの会社である「ヴェイダー・ボディキット」2013年のSEMAショー(ラスベガスで開催される、チューニングカーのショー)にて展示されたもので、その後スーサイドスクワッドに登場したことで一気に有名に。
デザイナーはホットロッドの内装を手掛けることで知られるマット・マックエンテガート氏だと報じられています。
エンジンはインフィニティG35そのままだと3.5リッターV6(280馬力)を搭載しますが、ヴェイダー・ボディキットではGM製のV8エンジンへのコンバートや足回りの強化、フルロールケージの組み込みなども可能だそう。
ちなみにヴェイダー・ボディキットにフルコンプリートを依頼すると1700万円程度のコストが必要とのことなので、かなり高価なクルマということになりますね。
関連投稿:映画「Suicide Squad(スーサイド・スクワッド)」でジョーカーがナイスな車をドライブ
マーベルのなんでもあり状態に倣ってDCコミック系もオールスター出演的な様相を呈していますが、今度は新作「スーサイドスクワッド」。
その撮影風景の中でバットマンの宿敵ジョーカーが乗っている車が写っていますが、ルーフやミラー、サイドのインテークから考えるとアウディR8がベースかもですね。※のちにインフィニティベースのコンプリートカーだと判明
「アヴェンジャーズ」にもアウディは協賛していましたが、あちらは実車がそのまま凍上しているのに対し、こちらは激しくモディファイされているようです。
バットマンと同じくゴッサム・シティを舞台としており、非現実性をある程度押し出してゆくのかもしれませんし、本作にも登場するバットマン、そしてもしかするとバットモービルとの整合性も考えているのかもしれません。
ぼく的には悪役としてカーラ・デルヴィーニュが登場するのが見どころだと考えています。