ロックンロール！マーシャル60周年を記念し、クラシックミニの内外装をまるごと「マーシャルに」カスタムしたミニ・リマスタード・マーシャル・エディションが60台のみ発売

｜　文字通り、これはもう走る「マーシャルのアンプ」　｜

ここまで妥協なくコンセプトを極めたミニは見たことがない

さて、英国拠点にてクラシックミニのレストモッドほか、様々なカスタムカーを世に送り出しているデイビッド・ブラウン・オートモーティブ（DBA）。

これまでにも「007にインスパイアされたミニ」など様々なレストモッド”ミニ・リマスタード”を見せてくれていますが、今回は英国のマーシャル・アンプリフィケーションと提携し、全身マーシャルなミニ・リマスタードの特別仕様車公開しています。

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ミニ・リマスタード・マーシャル・エディションは60台のみの限定生産

なお、このミニ・リマスタード・マーシャル・エディションはマーシャル社の創立60周年を記念して製作されたもので、その限定台数は60台。

ちなみにこのミニ・リマスタードは相当に高価なクルマ（1000万円以上）なのですが、それを60台作るということは、これまでの経験からして「問題なく売れる」と踏んだからだと思われます。

ボディカラーは「マーシャルブラック」、そして60年代のマーシャルのアンプを連想させる「マーシャルゴールド」がアクセントとして使用され、コーチライン、雨樋、ホイール、グリル（マーシャル製アンプのメッシュを模している！）などにはゴールドが使用され、ブレーキキャリパーもゴールドです。

なお、この車両は「レストモッド」なので各部が最新の、そして信頼性の高いパーツへと置き換えられており、たとえばヘッドライトはLEDへ。

コーチラインやボディサイドの「Marshall」文字はハンドペイント。

雨樋のゴールドもハンドペイントなのだそう。

エアクリーナーケースもブラック＆ゴールド、そしてエンジンヘッドカバーには「60YEARS OF LOUD」という英国っぽいシャレの効いたプレートも。

ミニ・リマスタード・マーシャル・エディションのインテリアはスゴかった

そしてこちらはミニ・リマスタード・マーシャル・エディションのインテリア。

ドアを開けるとやっぱりゴールドのアクセント、そしてドア内張りにはマーシャルアンプをイメージしたメッシュ風の素材が貼られます。

インテリアはブラックレザーにゴールドステッチ。

ダッシュボードなどにはやはりメッシュ風のテクスチャが用いられているようですね。

シートバックにも「Marshall」の刺繍が入り、適度に抑えたゴールドがいい感じです。

リアシートにも「Marshall」。

キーホルダーなどの小物もミニ・リマスタード・マーシャル・エディション専用に製作されたもの。

マーシャル製ポータブルBluetoothスピーカーはこのクルマの付属品。

オーディオにも注力され、もちろんスピーカーはマーシャル製。

グローブボックス内にはUSBソケット、そしてマーシャル製最新ワイヤレスヘッドフォンのためのワイヤレス充電設備も。

トランスミッションは5速マニュアル、そしてシフトノブはアルミの削り出しのようですね。

ペダル類はゴールド、そしてなんとクラッチペダルは「スキップ/バック」、ブレーキペダルは「ポーズ」、アクセルは「プレイ」。

このあたりのセンスはさすがデビッド・ブラウン・オートモーティブだと思います。

パーキングブレーキレバーもゴールドのアルマイト。

ミニ・リマスタード・マーシャル・エディション最大の特徴はそのトランク内にあった

そしてこのミニ・リマスタード・マーシャル・エディション最大の特徴と言えるのがリアのトランク。

マーシャル製DSL1コンボアンプが内蔵され、これはスライドさせて前に引っ張り出すことも可能です（画像はでてきた状態）。

アンプの向かって左側にはシリアルナンバーと「ロックンロール」の文字が刺繍されることに。

右側にはBluetoothポータブルスピーカーが内蔵。

このミニ・リマスタード・マーシャル・エディションの発表にあたり、デイビッド・ブラウンは「私たちはいつの時代も音楽から大きな影響を受けており、このような象徴的なブランドと提携して特別なミニ・リマスタードを制作し、また、創業60周年という記念すべき節目を祝う手伝いをすることは、我々にとって見過ごせない機会でした。クラシックミニとマーシャルという英国の2つのアイコンを融合させ、時代を超えて音楽界のスターたちに愛されてきたミニに本格的なロックンロールの魅力を注入することは、これ以上ない幸せです。そして私たちは、出来上がったクルマに非常に満足しています」ともコメントしています。

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