| 日本で正規販売すればけっこう売れそうな気もするが、やっぱり無理かもしれない |
ただ、世界的に見るとかなりな人気を獲得するだろう
さて、ヒュンダイが投入した高級ミニバン「スターリア」。
日本国内でも登録され走行している姿が目撃されていますが(2021年10月までだと、ヒュンダイは合計16台が登録されている)、これは全長5,255ミリ、全幅1,997ミリ、全高1,990ミリという巨大なクルマです。
今回韓国のカーメディア、アジアン・ペトロールヘッドがそのスターリアのレビューを公開しており、その内容を見てみましょう。
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ヒュンダイ・スターリアはこんなクルマ
なお、ヒュンダイはBMWやメルセデス・ベンツとは異なって「各モデル間にて統一したデザインを持たせず」、そのモデル独自のデザインを採用する傾向がありますが、これはトヨタと同様の方向性だと考えて良さそう。
そしてこのスターリアもほかのヒュンダイとは異なる「固有の」デザインを持っていて、とにかくヌルっとした未来的なデザインが特徴的です。
全体的には段差を抑え、グラスエリアを広く取っているという印象もありますね。
サイドのグラスエリアはこんな感じで「広大」ですが、実際に「透明」な部分はさほど大きくはなく(強度確保のためだと思われる)、窓として機能する部分はその面積の(感覚的に)70%くらい。
そして外観上にて特筆すべきはこのフロント。
普通のクルマでは「ヘッドライト」に相当する部分には細長いLEDライトストリップ、そして実際のヘッドライトは巨大なフロントグリルに内蔵されています。
この巨大なフロントグリルは(デザインを変えつつ)ほかのヒュンダイ車にも採用されていますね。
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搭載されるエンジンは174馬力を発生する2.2リッターVGT4気筒ディーゼル、そして268馬力を発生する3.5リッターMPIの二種。
トランスミッションについては6速マニュアル(!)もしくは8速オートマティック(3.5リッター版はオートマティックのみ)の二本立てですが、今回のレビューによると「2.2リッターディーゼルと8速ATとの組み合わせが日常の使用に優れる」とのこと。
ただしタウンスピードではとくに不足は感じられないものの、0−100km/hには11秒を要するため、けして速くはない、とも述べています(このサイズのミニバンにしてはそれほど遅くはないと思う)。
最近のヒュンダイは「光りモノ」にこだわる
そして最近のヒュンダイの一つの特徴が「光りモノ」。
まずフロントのLEDライトストリップは中央から端しに向けて光が伸びるかのように光ります。
テールランプは「アイオニック5」にて採用された「パラメトリック・ピクセル・ランプ・デザイン」。
ウインカーは左右に光が流れるシーケンシャル点灯です。
テールランプは中央部からグラデーション状に上下に光が広がり・・・。
これがフル点灯。
その上の部分がどう光るのかは不明です(ライセンスプレート灯はLEDではなくフィラメント球っぽい発光色)。
ヘッドライトとウインカーはこんな感じで光ります。
ヒュンダイ・スターリアのインテリアはこうなっている
そしてこちらはヒュンダイ・スターリアのインテリア。
ダッシュボードは低く、メーターはコンパクトなフルデジタルなので見晴らしが良さそうですね。
センターコンソールにはタッチ式パネルを備えた液晶パネルがセットされて未来的な雰囲気も演出されています。
2列めシートはかなり大きめのキャプテンシート。
サイドウインドウはスライド式(手動)にて開閉が可能で、ブラインド(やはり手動)も装備されています。
超巨大なリアゲートは電動開閉式。
3列目シートは3人がけです。
ヒュンダイ・スターリアのレビュー動画はこちら
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