| ヴィルナーはこんなクルマのカスタムも手がけていた |
ブルガリアのインテリアチューナー、ヴィルナー(Vilner)。
メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、ランボルギーニ、フェラーリといった欧州車、ランクルやGT-Rのような日産車、そしてコルベット、カマロ、マスタングなどのアメ車など幅広くその業務を展開。
今回は、リマックはじめちょっとめずらしいメーカーのクルマのカスタム事例を紹介したいと思います。
なかなか見ることのない、リマックの「内側」
まずはそのリマックですが、こちらはリマックの市販モデル第一弾となる「コンセプト・ワン」。
わずか10台しか販売されていない希少車で、しかしそのうちの少なくとも2台をヴィルナーが手がけた、ということに。
リマック・コンセプト・ワンの加速は驚異的だった。アヴェンタドールS、NSXを一瞬で置き去りに(グランドツアー)
価格2億円超、リマックC_Twoの初年度分150台が完売との報道。なおオプション平均装着額は6500万円
さすがに未来的なクルマだけあって、内装もクリーンで先進的。
ドアはこんな感じで、「OPEN」と書かれたところを押すか、手をかざして開閉を行うものと思われます。
ここはヴィルナーがカスタムしたわけではありませんが、初めて見たフロントセクション。
サスペンションはインボード式で、カラーからするにKW製かもしれません。
リアにはバッテリーとインバーター。
こちらはもう一台のヴィルナーによるリマック・コンセプト・ワン。
もう一台とは異なり、シックな仕上がりとなっていますね。
外観はこんな感じ(ノーマルのまま)。
リマック・コンセプト・ワンは1000馬力以上を発生し、0-100キロ加速はなんと2.5秒(ブガッティ・シロンと同じくらい)。
すでに後継モデルの「C_Two」が発表されており、こちらは当然コンセプト・ワンを超える1088馬力、0-100キロ加速は驚愕の1.85秒だと公表されています。
超レアカー、「Tramontana XTR」も
こちらはスペインのTramontana XTR。
メルセデス製5.5リッター・ツインターボエンジンを搭載して出力は678馬力、そして重量は1268キロと非常に軽量。
価格は5000万円ほどで、生産台数は不明。
こんな感じで前後に座るという「戦闘機風」レイアウトを持っています。
インテリアはブラック×ゴールド。
こんなレアカーを改造するのは世界に一人しかいないと考えていたものの、なんとVilnerでは「2台目の」Tramontana XTRカスタムも紹介。
こちらはブラックとダークレッドという、かなり地味なカラーリングです。
こちらは「Sin R1」。
ブルガリアの自動車メーカー「シン・カーズ」が発売するもので、エンジンは7リッターV8、550馬力、0-100キロ加速は3.5秒。
価格は2500万円程度(から)とされています。
こちらも生産台数は不明(20台程度が造られたのは間違いない)で、しかしそのレアなクルマをヴィルナーが早速カスタム。
インテリアはレッド×ブラック、そしてシートとドア内張り、ルーフは共通したデザインに。
スムースレザーやアルカンターラ、パンチングが用いられており、カーボンやレッドステッチがそれを引き締めています。
VIA:Vilner