![ボルボが「タフなオフロード仕様の」EX30 クロスカントリーを発表。実際に悪路走破性やアウトドアでの使い勝手が向上、フロントグリルにはケブネカイセ山脈の地形図も](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2025/02/Volvo-EX30-Crosscountry.jpg)
| ボルボは25年前に「クロスカントリー」という必勝法則を編み出している |
そしてそれはEV時代に入ってもガソリン時代と等しく機能する
さて、ボルボが予告通りに「EX30 クロスカントリー」を発表。
なお、この「クロスカントリー」は「既存モデルに小さな変更を加え、よりラギッドでアウトドアっぽい印象を持たせることで、幅広い顧客層を引き寄せる」ため25年前に考案された同社の手法であり、主には樹脂製のパーツやクラッディングを追加し、車高を少し上げて専用バッジを取り付けるという内容を持っています。
Image:VOLVO
新型ボルボEX30 クロスカントリーはこんなクルマ
そこでこのボルボEX30クロスカントリーを見てみると、(ボルボはこのクルマについての情報をあまり明らかにしていませんが)通常のEX30に比較すると車高が高くタイヤも「大きめ」。
Image:VOLVO
タイヤサイズは現時点では明かされておらず、しかしオールテレーンタイヤがオプションにて用意されるようですね。
Image:VOLVO
フロントとリアにはスキッドプレートが装備され、フェンダーフレアがアウトドア感を強調するほか、フロント「グリル」に相当する部分やリアパネルはダークカラーの樹脂製パネル。
Image:VOLVO
これらを総合し全体的にタフな印象が感じられますが、フロントパネルのテクスチャーはスウェーデンのケブネカイセ山脈の地形図になっています(これはなかなかに面白い意匠である)。
Image:VOLVO
ボルボEX30 クロスカントリーのインテリアも「アウトドア仕様」
そしてこのEX30 クロスカントリーのインテリアもまた「アウトドア仕様」となっていて、内装の一部は「取り外して洗うことができ」、通常バージョンよりも大きなポケットを備え収納力を強化しています。
Image:VOLVO
さらに収納部には「これくらいのものが入る」というアイコンが描かれており、一種のピクトグラムになっている、ともアナウンスされています。
Image:VOLVO
現時点ではEX30 クロスカントリーのパワートレインについてはアナウンスがなされておらず、しかし標準にてAWDが搭載されることが明かされており、おそらくは64kWhのバッテリーが搭載されて422馬力を発生し、一回の満充電あたり航続距離は426kmに達すると予想されています。
Image:VOLVO
さらにこのEX30 クロスカントリーの発売日や価格については公表がなされていませんが、ベースモデルに比較しておよそ80万円ほど高価になるのでは、と見られているようですね。
Image:VOLVO
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参照:VOLVO