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アップルウォッチにも対応。便利なBMW i3のiリモート・アプリについて

2015/04/28

i3には専用アプリ”iRemote”が配布されており、車両ナンバーなどを登録すればこのアプリが使用可能となります(アプリと車両は必ず対になる)。

これが結構便利で、目的地を予めスマホやタブレットで設定してから車両に転送したり、現在の車両ステータス(充電状態や走行可能距離)表示、ドアのロック・アンロック、エアコンの稼働、ライトのフラッシュなどの操作も可能。

コミュニティに参加すると、自分の電費が平均よりも良いのかそうでないか、回生の活用状況ほか、自分の運転が平均に比べてエコでないかどうかも知ることが出来、なかなかに面白いアプリです(BMWはすでに”BMW ConnectedDrive”を提供していますが、iシリーズについては、さらにこの機能を強化したものとなる)。

法規さえ許せば、車両の走行もこれでリモートコントロールできるんじゃないかとさえ思いますが、一部自動運転が実装される車もBMWのやメルセデス・ベンツ、アウディからも出てきそうなので、現実のものとなるかもしれません。
BMWは車庫入れのみですが、リモートコントロール機能を次期7シリーズに搭載するようですね。

なお、すでに発表された通り、アップルウォッチ対応アプリ「BMW i Remote」も公開されており、iphoneに加えてApple Watchでの遠隔操作も可能となっています。

関連投稿:BMW i3のオフピーク充電機能を利用する。深夜電力にも対応

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BMW i3には予約充電機能が付いています。
正確に言うと何時から充電するという予約ではなく、通常は充電コネクタを挿すと即充電なのですが、予め設定をしておけば電気代の安い深夜の時間帯になると充電しておいてくれる、というもの。

以前に関西電力に試算をお願いしたところ、(たとえi3の充電を行ったとしても)深夜電力契約にすることで得られるメリットは少ないという計算結果でしたが、今回事情があってオール電化に改装したために深夜電力契約へと移行しています。

i3のこの機能はかなり細かく設定でき、深夜充電時間帯(オフピーク)設定や、何曜日にそれを適用するか、今回だけなのか毎回なのか、というところにはじまり、すべてスマホで設定可能。

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あわせて出発時間を設定する必要がありますが、おそらくこの出発時間に「満充電」になるように逆算して充電を開始するようで、オフピーク時間帯になると即充電を開始するわけではないようです(もちろん充電時間と出発までの時間が一致していれば即充電開始になるのだと思います)。

加えて車内の室温コントロールも事前に予約でき、冬季などは重宝する機能ですね。
今年の冬は暖かくまだこの機能は使用していませんが、あまりに寒くなるとバッテリー性能が落ちるので、この機能を用いて室内を暖めておくと同時にバッテリーも暖めておいてくれるので、出発時には最も効率の良い状態を保てます。

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一見室内の温度調整はバッテリーの無駄遣いに思えますが、バッテリーが冷えている状態で走り出すよりも、事前にこの機能を利用してバッテリーを暖めておいたほうが結果的に航続可能距離が長くなるとのことで(試していないので事実はわからない)、もう少し寒くなったら活用してみたいところですね。

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関連投稿:アップルウォッチ発売。BMW i3対応アプリの説明動画

さて、アップルウォッチが発売されましたが、i3はアップルウォッチに対応したアプリを持っています。

TVCMでもi3がチラっと映っていたりしますが、一体どういったことができるのかは不明。
おそらくはiリモートと同じ内容ではないかと思われますが、下記の動画にて簡単に解説されています。


関連投稿:BMWに続き、ポルシェもアップルウォッチ用アプリを発表

BMWはすでにアップルウォッチ用アプリ「iRemote」を発表しており、これはi3とi8を対象に、その充電状況やドアのロック・アンロック、ウインドウの開閉やエアコンの調整などをリモート操作できるもの。

ポルシェも同様に「Car Connect」を発表し、これもドアのロック・アンロックのコントロール、ライトやサンルーフの開閉状況の確認、ライトやホーンの操作が遠隔にてできるもの。
なおプラグイン・ハイブリッドモデルに関してはエアコンの操作もできるようです(バッテリーの温度を適温に保つためと思われる)。

こちらはポルシェ版。


関連投稿:BMW、ポルシェに続きVWもアップルウォッチ対応に。アプリをリリース

BMW i3、ポルシェ各車に続いてVWもアップルウォッチ対応アプリ「VW Car-Net app」をリリース。

車両の位置や進んでいる方向、リモートキー代わりにライトの点灯などができる模様(車両によって異なると思われる)。

EVでは電池残量の確認ができますが、ガソリン・ディーゼル車についても燃料残量レベル、運転可能距離を確認できるようですね。

今のところ2014年後半以降に発売されたビートル、CC、イオス、ジェッタ、パサート、ティグアン、2015年に発売されたゴルフ、ゴルフGTI、e-ゴルフに対応している、とのこと。


関連投稿:Apple Watchは4月に発売。業績は中国のおかげで過去最高

昨日アップルが2015年第一四半期の業績発表を行い、その場でアップルウォッチの発売が4月になると明言されたそうです。
Apple Watchに関しては、「買わない」とする意見が調査では半数近くあったそうですが、これはどうなるか興味のあるところですね。

現在は携帯電話やスマホの普及で腕時計をつけない人が増えていますが、そういった中で腕時計型端末が普及するのか、他メーカーのスマートウオッチが伸びない中でApple Watchが普及するのか、という疑問はあります。

デザイン的にはぼくは「ダサい」と考えており、とくに本体とストラップとのマッチングがイマイチだと思います。
デジタル時計の多くはこの問題を抱えており、デジタル時計をアナログウオッチと同じように設計すると、どうしても同様の問題に行き当たるわけですね。
デジタル時計の場合は本体とベルトとはあわせてデザインされるべきで、その連続性が重要になるとぼくは考えています。
その意味においてアップルウオッチにおいてはあまりに(他アップル製品に比べてという意味で)デザインが普遍的であり、衝撃を感じないのですね。

なお、業績は過去最高となり、やはり中国での販売が大きく貢献してる模様。
北米や欧州はスマホ熟成国家という感じで、機能や用途を優先して選ぶ傾向にあるかと思いますが、アジアとくに日本と中国は「アップル製品」というだけでiPhoneが選ばれるという現状が寄与しているのでしょうね。

製品で業績に大きく寄与したのはやはりiPhoneで、逆にiPadはマイナス22%。

なお、アップルでは日本企業初め下請けイジメが問題となっていますが(現CEOティム・クック氏は購買畑出身なので、コストカットにはエゲツない集団を用いる)、なかなかこういった現状も大きなインパクトがなく、やはり日本においてはアップル優勢という勢力図は変わりそうにありません。

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