意外とBMW i3のポテンシャルは高かった
CARWOWが発表されたばかりのBMW i3Sのテスト動画を公開。
しかしながらこれが「ただの」レビュー動画でないのは、元F1ドライバーのティモ・グロック選手を起用したところ。
ティモ・グロック選手はトヨタ、ヴァージン、マルシアでドライバーを務め、現在はBMWと契約を結ぶDTMドライバー。
F1ドライバーの手にかかればこの通り
対するBMW i3”S”はi3のフェイスリフトともに誕生したスポーツバージョン。
186馬力を発生するモーターをリアに積んで後輪をドライブ。要するにポルシェ911と同じ「RR」ということになりますね。
0-100キロ加速は6.9秒、最高時速は160キロ(バッテリー保護のために制限されている)。
日頃スーパーカーの数字ばかりを見ていると、この「6.9秒」はなんだか遅く感じるものの、マツダ・ロードスター(ND。米国仕様の2リッターモデルで)7.2秒、トヨタ86/SUBARU BRZで7.4秒ということを鑑みるに、遅くはないタイムです(参考までに初代ホンダNSXのATだと7.5秒)。
0-100km/h加速ランキング2017年版。ジュネーブでのニューモデル、国産車を追加
動画だとスラロームやスキッドパッドなど比較的ハードなテストを行っており、しかしさすがにティモ・グロック選手の運転だとi3はなかなかの動きを見せています。
「RR」という難しいレイアウトではあり、だからこそドライバーの腕がそのまま反映された結果なのだと思いますが、ここまで走れるとi3でも「楽しそう」ですね。
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BMW i3については、ドリフト走行を楽しむ動画や、ダッジ・チャージャーをドラッグレースでぶっちぎる動画(こちらはBMWオフィシャル)が過去に公開されていますね。