「足が速いだけでモテる時代は終わりました。」VWポロGTI、up! GTI（限定）の見積もりを取ってみた！

｜ GTI系はあまり中古価格が下がらない　｜

さて、フォルクスワーゲン・ポロGTI、そしてup! GTIの見積もりを取得。
ポロGTIはカタログモデル、しかしながらup! GTIは600台のみの限定販売となっています。
なお、GTI系のコピーは「足が速いだけで、モテる時代は終わりました」。
小学校の頃、足が速いというだけでモテるという風潮に疑問を抱いていたぼくとしては、かなり「刺さる」一文であるのは間違いありません（これに限らず、フォルクスワーゲン・ジャパンはけっこういいコピーを考える）。

https://www.youtube.com/watch?v=RqROwrsVkO8

ポロGTIの価格はこんな感じ

ポロGTIは200馬力を発生する2リッターターボエンジンの搭載が最大のトピック。
トランスミッションは6速DSG（先代は7速DSG）、「ノーマル」「エコ」「スポーツ」「カスタム」の間でモードを変更できる”ドライビングプロファイル”、「スポーツ」「ノーマル」の2段階に切り替え可能な“Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスキット装着、電制デフ”XDS”が標準のGTIとは異なり、これらがポロGTIをポロGTIたらしめている要素だといえそう（フォルクスワーゲンによるポロGTI専用サイトはこちら）。
0-100キロ加速は6.7秒、最高速度は237キロ、というスペック。

日本での車両本体価格は3,448,000円で、ルノー・ルーテシアR.S.トロフィーの329万円よりちょっと高い設定ですね。
なお、同じMQBプラットフォームを採用するゴルフ GTIは3,599,000円で、出力差（ゴルフGTIは230馬力）に比べるとポロGTIとの価格差はかなり小さいように思えます（標準装備内容も両者では大差ない）。

up! GTIの見積もりはこうなっている

up!GTIはGTIラインアップ中最少モデルですが、実は「初代ゴルフGTIとほとんど同じサイズやパワー」として話題に。
その出力116馬力、0-100キロ加速8.8秒。
初代ゴルフGTIが110馬力、9秒なのでそれぞれ「ちょっとづつ」上回る数字となっていますね。

標準のup!に比べてパワーアップはもちろん、強化されたサスペンション、クイックなレシオに変更されたステアリング、17インチサイズのタイヤ、そして何より「6速マニュアル・トランスミッション」が最大の特徴。

そのほかはスポーツサスペンションによって車高10ミリダウン、リアスポイラー装着、レッドアクセント、レッドブレーキキャリパーなどひと目で「只者ではない」とわかる装備が多数奢られます。

一方でカーナビゲーションのオプション設定はなく（スマホで代用）、オプション自体が少ないために支払総額はかなり低く、この価格で「マニュアル・トランスミッションを持つGTI」に乗れるのであれば非常にお買い得だと言えそうです。

ライバルとなりそうなのはルノー・トゥインゴGT（229万円、109馬力。こちらはRR）で、この両者であれば正直相当に悩みますが、ぼくはトゥインゴGTを選んでしまいそうです。