| 「飛ばねえ豚はただの豚だ」がイタリア語で再現 |
セイコーウォッチがなんとスタジオジブリ作品「紅の豚」とその世界観、登場する飛行艇にインスピレーションを受けた限定腕時計を発売。
ベースとなったのは「セイコー プレザージュ」で、品番はSARR005とSARK017、発売は6月19日から。
価格はSARR005が627,000円(税込み)、SARK017が440,000円(税込み)となっています。
いずれも限定生産となり、SARR005が500本、SARK017では600本のみの販売です。
「プレザージュ」はこんなブランド
セイコーいわく、プレザージュ(Presage)シリーズは「100年を超える腕時計づくりの伝統を継承し、世界に向けて日本の美意識を発信するウォッチブランド」。
スタジオジブリとのコラボレーションについては「日本の真摯なモノ作り」という考え方に基づいていて、実際に日本の伝統技術「琺瑯」も採用されることに(通常のプレザージュにも採用されている)。
今回の限定ウォッチについては、紅の豚の舞台となる美しいアドリア海、ポルコ・ロッソの乗る試作戦闘飛行艇であるサボイアS-21(S.21)、そしてその計器類からインスピレーションを得たとしています。
SARR005だと、計器のように読み取りやすい時針や分針そしてアラビア数字と目盛りを採用し、ダイヤルはブラックの琺瑯仕上げ。
スモールダイヤルにはサボイアS-21の尾翼に用いられていたイタリアンカラーが用いられ、秒針には飛行機のプロペラをイメージしたデザインが与えられています。
SARK017では6時位置に尾翼上のマーク、レッドの「R」、そしてパワーリザーブ針と目盛りがグリーンに(これらで”イタリアン”を表現)。
なお、ケースサイドには「SAVOIA S-21」の文字、そしてリュウズには「R」マークがそれぞれ刻印。
両モデルともストラップ(クロコダイル)はレッド、ブラック両方が付属。※ピッグスキンじゃないのか・・・
ラグ付近には「レッド、ホワイト、グリーン」というイタリアンカラーのステッチが入ります。
ステンレス・スティール製ケースのバックはスケルトン(裏スケ)、そしてセンターにはポルコ・ロッソのイラスト。
ガラス周辺に刻印されるのは「飛ばねえ豚はただの豚だ」のイタリア語版だそう。
付属するケースはもちろん「専用」で、宮崎駿監督からの「時間にしばられずに生きましょう」というメッセージ入り、とのこと。
魅力的な腕時計だとは思いますが、「あまりに高価」なので、完売するかどうかはちょっと心配です(ほどなくしてSEIKOのアウトレットストアに並ぶことになりそう)。
VIA:SEIKO