| サントーニはイタリアのシューズメーカーにしては珍しく「ラバーソールに強い」 |
さて、サントーニ(Santoni)の靴を2足購入。
サントーニはイタリアのシューズメーカーで、1975年創業という比較的歴史が浅いものの、その比類なきこだわりと品質によって一躍トップブランドに躍り出ることに。
その品質は「芸術品レベル」と称されることも多く、メルセデスAMGや腕時計メーカーのIWCとのコラボレーションでも知られます。
MOSLEY プレーントゥ チャッカブーツはこんな製品
そして今回購入したのは「MOSLEY プレーントゥ チャッカブーツ」と「MILANO レザー ダブルモンク ブローギング シューズ」。
まずはチャッカブーツのほうですが、ぼくは比較的チャッカブーツを好んでいて、その理由としては「紐の位置がかなり奥にあるので、足の甲がスマートに見える」。
サントーニでもそのチャッカーブーツの特徴を最大限に活かすという意図を反映したのか、甲部分から爪先にかけては「長め」のつくりです。
逆に足の甲や爪先部分が短く見えることになる「前の方から紐を通す」デザインはあまり好きではなく、このあたりは好みが一貫しているところです(よって、モンキーブーツはあまり好きではない)。
そしてサントーニの特徴でもあるのがこのオレンジのソール。
ぼくは革底の靴を購入するとソールに(滑り止めとオリジナルのソール摩耗防止のため)ラバーを貼るようにしていますが、サントーニに限ってはこのソールを隠すのがもったいなく、このまま履くようにしています。
なお、このモデルのソールはレザーのように見えるものの、実は「(全て)ラバー」。
クッション性が高いため比較的歩きやすく、そして疲れにくいのもサントーニの特徴でもありますね。
サイドのエッジ部分は丸く仕上げられています。
もちろん、靴の内側もオレンジ。
MILANO レザー ダブルモンク ブローギング シューズはこんな製品
こちらはもう一足のダブルモンク ブローギング シューズ。
ある意味ではサントーニっぽくない、ちょっとずんぐりした形状です(ただしこのダブルストラップ自体はサントーニが好んで用いる)。
履き口は狭く、よって脱いだり履いたりする際には「ちゃんとバックルを2つはずさないといけない」というかなり手間のかかる靴ですが、ぼくは「靴を履くのは一つの儀式のようなもの」だと考えているので、そのあたりの手間はさほど気になりません。
むしろ、着脱を容易にするため「レースアップなのに、側面や背面にジッパーがあって、簡単に脱いだり履いたりできる」ブーツについては”邪道”だとも考えていて、靴は丁寧に履くものだと考えています。
メダリオン加工がなんともエレガント(ぼくはメダリオン加工が大好きで、そのためにストレートチップを購入することはほとんどない)。
ソールはビブラムっぽく見えますが、サントーニの製造によるもの。
なお、触った感じではビブラムよりも柔らかく、こちらも歩きやすそうに感じます。
ちなみに箱の裏側もオレンジ。
ちなみにサントーニは、日本だとリーガルが2015年から独占輸入権を獲得しており、こんな感じでリーガルによる注意書きが入っています(リーガルのアウトレットショップでも扱いがあり、結構安く買えることもある)。