| オーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアダイバーのスーパーコピーは約1万円、この価格でこれだけのモノが出来るとは |
さて、「オーデマピゲのレプリカ腕時計はそれくらいの出来なのか」とした動画が公開。
このユーチューバーが購入したのはロイヤルオーク・オフショアダイバー「クイーンエリザベルIIカップ」で、その印象としては”非常に良く出来ており、オーデマピゲに親しんでいない人であれば容易に騙されるだろう”とのこと。
ここでその内容を見てみましょう。
オーデマピゲ・ロイヤルオークのコピーはこうやって届く
まず動画はオーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアダイバーが届いたところから。
フェデックスにて届けられていますが、おそらくは中国からだと思われます。
実際にGoogleやYahoo!でオーデマピゲと検索すると、多数のコピー品販売サイトがヒットし、内容を見てみると中国から発送する場合が多いようです。
梱包は「いかにも中国」
そしてこちらは「外箱」。
いかにもパチモノといったヨレヨレの箱ですね。
インボイス単価を見ると「7ドル」。
これは記載する単価を低く抑えることで関税を回避するための手法です。
なお、実際の購入価格は100ドルだそう(腕時計に関税がかかるとすれば、このユーチューバーは脱税してしまったことになる)。
そしてこちらが箱の中に入っていた腕時計(オーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアダイバーのスーパーコピー)。
PP袋から出すと、ちゃんとシリコン製のカバーも装着されています。
そして養生のためにシートが巻かれています。
最近の高級腕時計のコピーはバカにできない
この動画の画質自体はあまり良くなく、しかしそれでもわかるのが「けっこう良く出来てるな」ということ。
ちなみに本物に比較すると重量が30g軽く、こういった「軽さ」はフェイク腕時計の一つの特徴でもありますね。
字盤のメガ・タペストリーもしっかり再現されていますが、ダイヤル周辺上の数字がちょっとノッペリしているようにも感じられ、ベゼルのブラシ仕上げが細く浅いようにも見えます(オーデマピゲのブラシ仕上げは深く太いことで知られる)。
動画では、針が本物に比較して太く、「Audemars Piguet」の文字もぼやけている、とも述べています。
裏面は遠目に見ると完全に本物。
細部に至るまでかなりよく出来ているようですが、ムーブメントに使用されるルビーの色が「ピンクっぽい(本物はもっと真紅に近い)」ようですね。
いずれの相違点も本物を所有していたり見たことがある人にしか判別が難しいポイントであり、100ドル(1万円ちょっと)でこれだけのクオリティの腕時計が製造できるというのはちょっとした驚きです。
同時にカシオG-SHOCKの偽物も購入
そしてこのユーチューバー氏はGショックのパチモノも同時購入。
その価格については語っていないものの、「とにかく安かった」とのこと。
ただし見ての通り再現度は高く、LEDライトが点灯する他、アラームもちゃんと機能するようですね。
プッシュボタンのナーリング加工も驚くべき再現性。
裏面も本物と区別がつかないほど。
ベルトもそのテクスチャ、文字の印刷ともに良く出来ていますね。
オーデマピゲ/Gショックのコピー品を買ってみた動画はこちら
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