| ゴリラウォッチは「ハイエンドウォッチコレクターのセカンドウォッチ」として企画されている |
実際のところ、ハイエンドウォッチマニアも納得の品質を持つ高コスパ腕時計
さて、ぼくが愛してやまないゴリラウォッチ。
これはかつてオーデマピゲにて「ロイヤルオーク オフショア」の企画に携わったディレクターとデザイナーとが立ち上げたブランドですが、時計業界を知り尽くした2人だけあって、様々な素材や加工方法を駆使したうえで排他的なデザインを採用し、しかし価格を極限まで抑えていることが特徴です。
共同創業者であるオクタヴィオ・ガルシア氏とルーカス・ゴップ氏は、ゴリラウォッチをして「ハイパーパフォーマンスウォッチ」と呼んでいますが、ぼくからすると「ハイパー”コスト”パフォーマンスウォッチ」といったところ。
まずは新作が2モデル登場
そして今回、ゴリラウォッチは5周年を迎え(もうブランド立ち上げからそんなに経つのか・・・)新作を2本発表していますが、まずは「ファストバック・レガシー」。
このファストバックはベーシックラインという位置づけで、そのぶん価格も抑えめな17万5000円(2月1日発売)。
ゴリラウォッチの特徴である「カーボンファイバーやチタン、ラバー、アノダイズド加工済みのアルミニウムやセラミックを組み合わせることで」個性的かつエキゾチックな表情をもたせているところはこれまでと変わらず、しかしストラップの構造がバージョンアップしているようですね。
ベゼルは積層カーボン、そしてレッドのアノダイズド加工アルミニウムを挟んでケースもカーボンファイバー、そしてケースバックやピンバックル、リュウズはチタン製、風防はサファイアクリスタル(この仕様をこの価格で実現できていることが信じられない)。
ちなみに「ファストバック」とはクルマのボディ形状のひとつであり、ここからわかるとおり、ゴリラウォッチの多くが自動車とくにスポーツカーにインスパイアされています。
参考までにですが、ゴリラウォッチの命名の由来は、ゴリラのような強烈なインパクトを与えることを狙ったのだとアナウンスされていますね。
そしてもうひとつのニューモデルは、ファストバックシリーズの上位ライン、ファストバックGTシリーズの新作「ブルーデーモン」。
ベゼルはブルーセラミック、そしてレッドアノダイズド仕上げのアルミにカーボンケース、そしてケースバックやチタン、ピンバックルはチタン製。
このファストバックシリーズのケースバックはスケルトン構造を持っており、ファストバックシリーズとは差別化が図られます。
さらに文字盤にも差別化がもたらされ、インデックスがアプライド仕様に(ファストバックではプリント)、そして5時30分位置にはバランスホイールが覗くことに。
なお、ファストバック、ファストバックGTともに自動巻ムーブメントを採用していますが、ファストバックGTではMiyota 90S5、ファストバックではMiyota 8215が搭載されます。
ファストバックGT「バンディット」がモデルチェンジ
そしてぼくが以前に購入した「バンディット」も新型へとモデルチェンジ。
なお、このバンディットは「トランザム7000」に登場する”バンディット”が乗っていたポンティアック・ファイヤーバードのカラーリング(ブラックとゴールド)をイメージしたことが特徴。
見たところベゼル(セラミック)やケース(フォージドカーボン)は先代バンディットと変わりがないように見えますが、ダイヤルが多層化され、ストラップがレザーとのコンビへと変更されているようですね。
ケースバックも変わらずスケルトン、そしてガラス部分はサファイアクリスタル。
-
高コスパ腕時計、ゴリラウォッチ「ファストバックGT」が届いた!さっそくそのデザインや素材を見てみよう
さて、先日注文していた腕時計、「ゴリラウォッチ ファストバックGT」がようやく届いたのでその詳細を見てみたいと思います。今回購入したのはアメリカ経由で、正規品ではあるものの「”日本の”正規輸入代理店」 ...
続きを見る
合わせて読みたい、ゴリラウォッチ関連投稿
-
ゴリラウォッチが「フェラーリのメーター」をイメージした新作「モデナ」発表!フェラーリファンであればぜひ手に入れておきたい
| ポルシェ、ロータス、マスタング、フェラーリをイメージしたモデルは出てきたが、未だランボルギーニを意識したデザインは出てこない | さて、自動車好きの間で話題のゴリラウォッチ。オーデマピゲのディレク ...
続きを見る
-
あのゴリラウォッチにポルシェ971/20”ピンクピッグ”仕様が登場!世界限定500本、その名もトリュフハンター
| まさかピンクピッグをモチーフにした腕時計を作ってくるとは | これまでにもメルセデス・ベンツとのコラボレーションほか、トランザム、ポルシェ911、ポルシ917、ロータスなど様々なクルマをモチーフに ...
続きを見る
-
あのゴリラウォッチが新作腕時計を2本発表!ロータスをモチーフにした”エリーゼ”、初代の復刻版”スペクター”ともに即完売しそうだ
| 今後も”アイコニックなクルマやブランド”をモチーフにした腕時計が登場しそう | 2018年に突如市場に登場したゴリラウォッチ。この新生腕時計ブランドは、元オーデマピゲにて「ロイヤルオーク・オフショ ...
続きを見る