| このシンプルで質実剛健なところがなんともIWCっぽい |
もうちょっと色気が欲しいような気がしないでもないが、そうするとIWCらしさが失われそう
さて、映画「トップガン マーヴェリック」に登場したことで急激に人気を高めている腕時計メーカー、IWC。
とくにパイロットウォッチ、そしてセラミック素材の人気が高まっていますが、今回は比較的ベーシックな「パイロット・ウォッチ・マークXX」にホワイト文字盤モデルが登場しています。
なお、このパイロット・ウォッチ・マークXXは1948年にイギリス空軍パイロットのために製造された腕時計である「マーク11」の後継に当たるモデルで、いわゆる「ツールウォッチ」としてのルーツを持っており、高い視認性を持つことが特徴となっています。
パイロット・ウォッチ・マークXX新作はこんな腕時計
そこで今回の新作「パイロット・ウォッチ・マークXX」を見てみると、これは今までの「ブラック、ブルー、グリーン」文字盤といったラインアップに追加された”カラバリ”。
ただしバリエーション中ではもっとも見やすい文字盤を持っており、遅れてやってきた真打ち、といった感じでもありますね。
こちらはカーフスキンストラップを採用するIW328207(726,000円)ですが、スペックはステンレススティールベルト採用モデルと共通しており、ケース系は40ミリのステンレス、ストラップ交換には工具を要しない「EasX-CHANGEシステム」を採用しています。
こちらはステンレスティールブレス採用の「IW328208(852,500円)」。
カーフストラップ採用モデルともどもシンプルなフォントを持つインデックスを採用し、12時位置にはおなじみの「トライアングル」。
搭載されるのはパワーリザーブ120時間を誇るキャリバー3211、ケースバックも堅牢なステンレススティール製(パイロットウォッチらしく、航空機のグラフィックが刻印される)。
ツールウォッチなのでまったく飾り気のないシンプルな外観を持っており、しかしそれがIWCらしいところなのかもしれません(むしろ、IWCが流行を意識し、ケースとインテグレートされたラバーブレスモデルを大量にリリースしてきたら、それこそびっくりである)。
これまでにはこんなパイロット・ウォッチ・マークXXが発売されている
そこで既存の「パイロット・ウォッチ・マークXX」のバリエーションを見てみたいと思いますが、まずこちらはブルー(IW328203 / 726,000円)。
ストラップはこの「ブルーレザーにホワイトステッチ」、もしくはステンレススティール製(IW328204 / 852,500円)が揃います。
こちらはグリーン(IW328205 / 726,000円)。
ストラップは「グリーンではなく」ブラウンにホワイトステッチ、もしくはステンレススティール製(IW328206 / 852,500円)。
そしてブラック(IW328201 / 726,000円)。
ストラップはブラックレザーにブラックステッチという渋い仕様であり、それぞれのカラーバリエーションについてIWCは慎重にストラップを選択しており、その結果としてそれぞれのカラーに固有のキャラクターが与えられているように思います。
もちろんステンレススティールベルト(IW328202 / 852,500円)も選択可能。
合わせて読みたい、IWC関連投稿
-
IWCの人気モデル、TOPGUNにモノトーンの「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 トップガン」登場!なお新作インヂュニアのサンプル機は日本上陸間近とのこと
| いつかは買わねばと思いつつもなかなか手を出せない、それがIWCの腕時計 | ポートフィノ、トップガン、ドッペルクロノグラフあたりは「手に入れねばならない」と考えてはいるが さて、IWCが人気の「ト ...
続きを見る
-
「欲しくても実際にはなかなか買う気が起きない」筆頭ブランド、IWC。ミリタリーテイストを意識した「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン・レイク・タホ」を発売
| 今まではあまり買おうという気が起きなかったが、最近のIWCはちょっと違う | セラミック系のトップガンはなかなかにカッコいい さて、IWCが「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン」にニュ ...
続きを見る
-
IWCが「トップガン」に砂漠をイメージしたモハーヴェシリーズを追加!カラーセラミック採用、ベルトもミリタリーを意識を意識した新デザイン
| 「セラミック」素材の普及によって腕時計に様々な可能性が広がった | それにしてもIWCはやっぱり高い さて、欲しくてもなかなか買うことが出来ない腕時計メーカー、IWC。今回は2021年新作として「 ...
続きを見る
参照:IWC