| 文字盤にも色味を合わせたグリーンが用いられ統一感のある仕上がりに |
ゼニスの価格帯も全般的に高騰中
さて、ゼニスが「LVMH WATCH WEEK」にて2024年の新作を発表。
先陣を切って登場したのは「クロノマスター スポーツ グリーン」で、ラバーベルトバージョンの「03.3119.3600/56.R952(1,419,000円)」とステンレススチールベルトの「03.3119.3600/56.M3100(1,496,000円)」の二種類です。
ゼニス クロノマスター スポーツ グリーンはこんな腕時計
そこでこのクロノマスター スポーツ グリーンを見てみると、ケース素材はステンレススチール、ケース径は41ミリ。
最大の特徴は流行のグリーンを使用したことで、クロノマスター スポーツとしては初のグリーンセラミックベゼルを採用し、さらに文字盤にもグリーンが使用されるという鮮やかな仕上がりに。
スモールセコンドはシルバー / グレー / ブルーの3色が使用され(ラッカー仕上げ)、そしてムーブメントはもちろん「エル・プリメロ(パワーリザーブ60時間)」。
こちらはステンレススチールベルト仕様でブレスレットは「3連」、そして中央のコマがポリッシュ仕上げ、両サイドはケース前面同様にブラシ仕上げ。
ラバーベルト仕様はこう。
両者とも「本体」に相違はなく、単にベルトの「素材違い」という位置づけです。
41ミリながらもスマートなラグを持っており、腕への収まりはなかなかに良さそうですね。
ゼニスは「クロノマスター スポーツ ゴールド プレシャスストーン」もリリース
そしてゼニスは2024年新作として「クロノマスター スポーツ ゴールド プレシャスストーン」もブティック限定にて販売開始。
こちらは素材をローズゴールドに置き換えたモデルであり、そのぶん価格もぐっと上がって「1265万円」という設定です。
そして最大の特徴はベゼルに組み込まれたバゲットカットの”プレシャスストーン”。
最近注目を浴びるレインボーカラーではなく、ホワイトダイヤモンド、ブラックスピネル、グレー / ブルーのサファイアというダークな組み合わせを持ちますが、これは「宇宙」をイメージしているのだそう(サブダイヤルのカラーともマッチしている)。
なお、宇宙をイメージしたというだけあってダイヤルにもメテオライト(このカラーは珍しい)が使用され、インデックスにはダイヤモンドというゴージャスさを誇ります。
搭載されるムーブメントはもちろんエル・プリメロで、その価格に関わらず高い人気を誇ることになりそうですね。
合わせて読みたい、ゼニス関連投稿
-
ゼニスが新作パイロットウォッチをリリース!ムーブメントはもちろんエル・プリメロ。文字盤の視認性がいかにも「パイロット」、ビッグデイトもカッコいい
| ゼニスはなかなかに凝縮感のあるいい腕時計を作ってくる | とくに文字盤上のバランスが秀逸 さて、このところ非常に元気がいい腕時計ブランド、「ゼニス(ZENITH)」。今回は新世代パイロットウォッチ ...
続きを見る
-
究極のカモフラージュウォッチ「ゼニス デファイ エクストリーム ミラー」登場。何から何まで鏡面仕上げ、周囲の景色を映し込み完全に風景と同化しそう
| まさに光学迷彩をまとう腕時計だと言えるかもしれない | おそらくはポリッシュに手間がかかるものと思われ、デファイ エクストリーム ミラーはやや高めの設定に さて、ゼニスが人気シリーズ「デファイ」に ...
続きを見る
-
ゼニスが新作デファイをリリース。限定レインボー仕様の「デファイ 21 クロマ II」、流行のアイスブルーを取り入れたデファイ・スカイライン
| ゼニスは自社の伝統に対して流行を組み合わせるのが非常に上手い | 今回は「レインボー」「スケルトンダイヤル」「アイスブルー」を取り入れる さて、大人気のゼニス デファイに新しい限定モデル「デファイ ...
続きを見る
参照 / Photo:ZENITH