
Image:G-SHOCK
| G-SHOCKは常に革新の素材を追求し様々なコンセプトを実現している |
このビッグケースシリーズは「良作」である
さて、スウォッチはそのケースやバックルの素材に「バイオセラミック」を使用し人気を博していますが、今回はカシオからもバイオセラミックを使用したG-SHOCK、「GD-010CE-5JF(17,050円)」 「GA-010CE-2AJF(20,350円)」が登場することに。
これは「10年バッテリー」を掲げたビッグケースシリーズの新作で、見た目にもわかりやすい「アースカラー」を採用することで環境への配慮を示しています。
「ビッグケース」は新しいG-SHOCKのトレンドなるか
このビッグケースシリーズにはいくつか特徴があり、まずは大容量バッテリーを使用することで「10年」電池交換不要という利便性。
Image:G-SHOCK
もともとG-SHOCKは「10年持つバッテリー、10気圧防水、10メートルから落としても壊れない」という「3つの10」を掲げており、よってこのビッグケースシリーズはG-SHOCKのルーツをよく表したモデルであるとも言えそうですね。
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さらにこのビッグケースシリーズはカーボンファイバー強化樹脂を使用した「カーボンコアガード」構造を採用し、耐衝撃性の向上に加え軽量化も達成しています。
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そして肝心のバイオセラミックが使用されているのは「ケースやベゼルといった樹脂パーツ」で、ベルト(バンド)に使用されるのはPETから再生されたリサイクル糸を使用した高耐久性の「CORDURA re/cor」。
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なお、これらエコ素材の「着色」についてもこだわりを見せ、食品廃棄物から抽出した顔料を使用しているそうですが、これらは天然素材であるために製品ごとに「個体差」があるのだそう(それもまた一つの魅力である)。
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ちなみにこちらは「バイオプラスチックではない」通常の樹脂で作られたモデルで、同じ形状であってもこちらのカラーは「ビビッド」。
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こういったコンセプトによるつくり分けもまた、Gショックならではなのかもしれませんね。
個人的には(バッテリー切れの心配をしなくてもいいので)タフソーラーモデルを好むものの、このビッグケースシリーズは「10年」という長いバッテリー寿命を持ち、かつソーラーを省くことで安価に収めている「良作」だと考えています。
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参照:G-SHOCK