
Image:Rolex
| 近年のロレックスは「流行をたぶんに意識」しているようだ |
やかり「ケースとベルトが一体」「スケルトン」は外せない
本日はロレックスの「新作発表日」ですが、今回の目玉のひとつが「ランドドゥエラー」。
現在の腕時計業界はウブロやオーデマピゲのように「ケースとブレスレットが一体化した」デザインが主流となりつつあり、しかしロレックスのほとんどのモデルはこれまで「(タグ・ホイヤーやオメガのように)ケースはケース、ブレスレットはブレスレット」という構成を持っていたわけですね。
そして今回登場したのが「ケースとブレスレットが一体化した」ランドドゥエラーということに。
ロレックス・ランドドゥエラーはこんな腕時計
そこで今回の新作「ランドドゥエラー」を見てみると、正面から見ても横から見ても「ケースとブレスレットとが一体化」したデザインを持っており、ケースサイズは40ミリと36ミリ(つまり、かなりコンパクトな腕時計である)。
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そして素材は「ホワイトゴールド×オイスタースチール」、「プラチナ」、「エバーローズゴールド」のみなので、スカイドゥエラーやヨットマスターのような「セレブ向け」シリーズということになりそうです。
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ケースの正面(ダイヤル側)はフラット、そしてジュビリーブレスも(かまぼこ型ではなく)フラットという斬新さを持っており、ケースとブレスレットがシームレスに繋がるデザインが採用されていますが、センターの3リンクはポリッシュ、両サイドのリンクはサテン仕上げ(ケースと左右リンクのエッジは面取りされたうえでポリッシュ仕上げ)。
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搭載されるムーブメントは2025年に登場する「薄型」のキャリバー7135、ケースバックはスケルトン(ロレックスにしては、かなり流行を意識した1本である)。
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文字盤は(レーザーにて加工された)立体的な「ハニカム」模様が再現され、針の形状や数字のフォントも「専用」デザインを持つもよう。※秒針のカウンターウエイトもハニカム形状
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価格は(40ミリモデルだと)ホワイトゴールド×ステンレススティールモデル(Ref.127334)で2,255,000万円、プラチナモデル(Ref.127336)では9,427,000円、エバーローズゴールドモデル(Ref.127335)では6,968,500円に設定されています。※ダイヤモンド入りベゼルもラインアップされている
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ロレックスは「オイスター・パーペチュアル」にもニューモデルを追加
ロレックスは「オイスター・パーペチュアル(28、36、40)」も一部リニューアルし、それぞれラベンダー、ベージュ、ピスタチオカラーのダイヤルが用意され・・・。
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「40」ではケイス形状とオイスタークラスプが新しくなり、より「スマートでエレガントに」進化しています。
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参照:ROLEX