
| 中国にとっての「5年」は他の国だと10年以上の変化にも相当するように感じられる |
そしてその進化はとどまるところを知らない
さて、久しぶりに上海へ。
以前に訪問したのは2020年のことなので5年ぶりということになりますが、「チャイナスピード」を誇る中国にとっての6年は日本の6年とは全く異なるはずで、よって今回は「どこまで中国が先に行ったのか」を非常に楽しみにしています。
なお、前回の訪問から時間が空いたのはコロナ禍、そしてその後には(短期滞在であっても)ビザが必要になったためであり、しかし昨年末にようやく短期滞在であればビザが不要になったということもあってさっそくの訪問となったわけですね。
ちなみに今回利用したのはJAL、滞在先はコンラッド香港です。
2025年の上海はこんな感じだった
そこで今回の上海旅行記を順次アップしたいと思いますが、特筆すべき事項は個別に公開するとして、ここではダイジェスト版をお伝えしたいと思います。
今回の発着は関西国際空港なのですが、関空ではつい先日の3月23日に改装が完了したばかりとなっていて、ターミナル内の飲食店やラウンジが充実しており、しかしまだまだ工事を行っている場所も。
ただし今までは不便な位置にあった(暫定)ラウンジへと行きやすくなったのは歓迎すべき点ですね。
そしてしばし機上の人となり・・・。
こちらは資生堂パーラーとのコラボレーションによる機内食(美味)。
なお往路は乗客が少なく、ゆったりと過ごせたのは嬉しいところです。
そして上海国際空港に到着したのちはタクシー(ダッシュボードに貼られたファンシーなステッカーがナイス)にて宿泊先のコンラッド上海へ。
なお、上海浦東空港は入出国が「非常に混む」という印象があったものの、今回の入国に関してはまったく混雑することははなくスムーズに出ることができています(上海ではしばしば国際クラスの会議が行われ、各国の要人が訪れる際には急に警備が厳しくなり入国に時間を要することがある)。
そしてホテルにチェックインした後は一服し、上海に来ると必ず行く「佳楽湯包」へ。
小籠包専門店ですが、夕方以降、あるいは土日だと昼からずっと長い行列ができる人気店です。
ただし平日の夕方5時くらいだと「ふと」店内が空くことがあり、今回はその時間を狙って訪れたわけですが、つい最近改装したようで店内がちょっと小綺麗に。
ここではカニ味噌や豚、エビなど様々な具を用いた小籠包を食します。
そのあとはナイキのフラッグシップストアへ。
最新作であるエアマックス Dn8を中心とした展示が行われており、未来感がハンパないといった感じ。
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その後は南京東路を外灘に向けて歩き・・・。
m&m(チョコレート)のコンセプトストアを見たり・・・。
フォードコートをチェックしたりして外灘へ。
上海 南京東路はその姿を大きく変えつつある
なお、南京東路はかつて地元民で賑い、地元民をターゲットとした吉野家やスターバックス、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、味千ラーメン、ピザハットといった日米のファストフード店が軒を並べていたものの、最近は南京東路を歩く人々が「観光客中心」となるにつけ、そういったお店が観光客を対象とした「上海っぽい」内容へと変化してきたように思います。
ただ、こういった傾向については「より地元の持ち味が生かされている」と考えることができ、ぼくとしては大歓迎の傾向です。
ちなみにこれは「虫」を串焼きにしたもので、結構な人気があるようですね。
ちなみにこの「光る横断歩道」はインパクト大。
そのほかにもあちこちに監視カメラを設置し、道行く人々をモニターに映し出したりといったシステムが多数存在し(信号無視をしたりするとその人が大写しになり、中国人の場合だと個人が特定され、顔写真と個人情報がさらされるなどの”ペナルティ”があるらしい)、さまざまなテクノロジーが安全や治安維持のために用いられているといった印象です。
なお、上海は1984年の南京条約に従い租界が設定されており、イギリス、アメリカ、フランスに土地を貸していたことがあって、その際にはこういった欧州風建築が多数作られています。
ここだけ見ると上海というよりは欧州のようですが・・・。
一方の対岸は「いかにも上海らしい」カラフルな建築物が立ち並び。こういった様々な表情を持つのも上海の魅力だといえそうですね。
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