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トヨタが新型カローラ・ハッチバックを国内導入と発表。車体を共有するオーリスとの住み分けは?

2018/04/01

| トヨタが日本にもカローラ・ハッチバックを投入 |

トヨタがニューヨーク・モーターショーにて公開した「新型カローラ・ハッチバック」を日本市場向けに導入すると発表。
発売時期は「夏」とだけ明かされており、正確な発売日等は未定となっています。
新型カローラ・ハッチバックはTNGA(GA-C)プラットフォームを使用しており大幅にボディ剛性を強化(先代比+60%)。
これによって乗り心地、安全性、静粛性が大きく向上し、上質な走りとエモーショナルなドライビングを実現している、とのこと。

要はオーリスの北米版?

なお、トヨタはカローラ・ハッチバックに先だって、モデルチェンジを受けた「新型オーリス」をジュネーブ・モーターショーにて公開していますが、画像を見るに「外観はほぼ一緒」。
特にリアはテールランプやバンパー形状も同じで、サイドも同じ。
異なるのはフロントグリル周辺の処理とヘッドライト内部の構造(デイタイムランニングランプの光り方)くらい。

↓こちらが新型オーリス

新型オーリスと新型カローラ・ハッチバックの違いは「エンジン」含むパワートレーンということになりそうですが、欧州はオーリス、北米ではカローラ・ハッチバックという使い分けのほか、日本だと「カローラは”カローラ店”、オーリスは”トヨペット店”」という使い分けになるのかもしれません。

新型カローラ・ハッチバックのボディサイズは全長4370ミリ、全幅1790ミリ、全高1435ミリ。
「低く広い」のは新型オーリスと同じで、相当にスポーティーなデザインを意識した車だと言えそう。
なお、このサイズがどんなものかというと、アウディTTが全長4190ミリ、全幅1830ミリ、全高1370ミリなので、TTよりも長くワイド、ということに(特に幅は6センチもカローラの方が広い)。

カローラ・ハッチバックのエンジンは2リッター4気筒「ダイナミックフォース」、トランスミッションは「ダイレクトCVT(世界初、発進用のギアを備える、仮想10速)」もしくは6速MT(iMT制御を持ち、シフトチェンジ時に自動的に回転を合わせてくれる)。

一方で新型オーリスのドレイブトレーンは3つあり、1.8リッター(122馬力)+ハイブリッド、2リッター(180馬力)+ハイブリッド、1.2リッターターボ。
つまりカローラ・ハッチバックと同じ「2リッターエンジンのみ」というモデルはない、ということですね。

日本仕様のオーリスとカローラが上記設定をそのまま引き継ぐのかは不明ですが、販売店ごとによる「格差」をなくすことを考えると、日本だと新型オーリス、新型カローラ・ハッチバックともに「使用を統一するかもしれない」と考えたりもします。

なお安全装備に関してはトヨタ得意の「トヨタ・セーフティセンス」を標準にて搭載し、インフォテイメントシステムは8インチサイズのタッチスクリーン式となり、アップル・カープレイ、アマゾン・アレクサに対応している、とのこと。

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