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ポルシェが1台180万円で919ハイブリッドのミニカーを100台発売→すぐに売り切れる→1億8000万円の売り上げ

2018/10/13

| ポルシェが1台180万円にてポルシェ919ハイブリッドのモデルカーを発売 |

ポルシェが100台限定にて、そのレーシングカー「919ハイブリッド」のミニチュアモデルを販売。
スケールは1/8で、その価格はなんと14,689ドル(180万円くらい)。
180万円というと「相当な額」で、ホンダ・フィットの一番安いモデルで1,428,000円、スズキ・ジムニーで1,458,000円。
たぶんこれらの「乗り出し」でも180万円に収まるんじゃないかと考えていますが、つまり180万円というのはそういう額です。

なんと100台の919ハイブリッドがが全て完売

そしてもうひとつ驚くのは、100個限定数量がすべて「完売」になってしまったこと。
自動車が100台売れたといってもさほど驚くものではありませんが、180万円のミニカーが100台売れたというのは驚くべき事実で、つまり1億8000万円分のミニカーが売れた、ということですね。

たしかに画像を見ると、購入する人の気持ちも理解できるほどの素晴らしい出来栄えではありますね(角度によっては本物の車と見分けがつかない)。

現在、ポルシェはミニカーのみではなく、アパレルやバッグ、サングラス、腕時計、その他モロモロを扱う「ポルシェ・ドライバーズ・セレクション」があり、こういったミニカーもそのオンラインショップ、もしくは店頭で販売することになるのですが、このミニカーの売れ行きを見るに、もしかすると全体でこういったポルシェグッズは相当な額を売り上げているんじゃないかと思ったり。

ミニカーの他にも高額なものとしては911GT3のシートをそのままイスにした「オフィスチェア(711,720円)」や、これまた911GT3のマフラー部をスピーカーに活用した(そこから音は出ない)「サウンドバー(401,760円)」といった製品があって、このあたりも相当数が売れているのかもしれません。

多くの自動車メーカーはこういった「グッズ」を販売していますが、特に力を入れているのはフェラーリ、ポルシェ、そしてランボルギーニあたり。

フェラーリはF1マシンのパーツ、たとえばリアウイング(2,117,100円)、リアカウル(1,330,500円)といった製品も(フェラーリ本社前のフェラーリストアにもたくさん売っていた)。
こういった商売そのものや、強気の価格設定は「強力なブランド力」があってはじめて成り立つもので、そのブランドのファンは対価を支払うことでそのブランドの価値を共有するというエクスペリエンスを得ることになりますが、とにかくブランドのパワーというのは凄いな、と改めて感じます。

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