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レクサスがライトまで真っ黒な「ちょいワル(死語)」仕様のLX、「インスピレーションシリーズ」発表

2018/11/01

| レクサスが全身真っ黒なLX”インスピレーション”を発表。ラッパー対応? |

レクサスが来たるロサンゼルス・モーターショーに、LX”インスピレーションシリーズ”を展示すると発表。

これはブラックオニキスにペイントされたボディに21インチのブラックホイール(センターキャップもブラック)、ブラックのウインドウモール、シャドウクロームのスピンドルグリルやテールゲートガーニッシュ、そしてヘッドライトやテールランプもブラック仕上げに。

何からの「インスピレーション」?

なおレクサスは最近「インスピレーション」シリーズを拡大しており、つい最近も「レクサスLCインスピレーション・コンセプト」を公開したばかり。
インスピレーションもとは不明ではあるものの、”カラー”をテーマにしたシリーズであるのは間違いなさそう。

なおレクサスLXインスピレーションシリーズはリアとサイドのガラス5面もスモーク仕上げ。
要はかなり「ワル」な仕様ということになりますが、これは発表の場が「ロサンゼルス」ということを鑑み、現地のラッパー受けを狙ったものかもしれませんね。

LXインスピレーションシリーズにはリアシート・エンターテイメント、19スピーカーシステムを持つマークレビンソン・オーディオシステム、カラーヘッドアップディスプレイ、ヒーター&ベンチレーション付きシート(フロントと二列目シート)、車内を4つのエリアに分けてそれぞれの温度を個別に調整する「クライメート・コンシェルジュ」が与えられる、とのこと。

エンジンは通常モデルとしてのレクサスLX570と変わりなく、5.7リッターV8(383馬力)。
価格は100,420ドルだと公開されており、LXのラインアップとしてはもっとも高価な部類になるようですね。

なお現在自動車業界では「ブラック」流行り。
メルセデス・ベンツは「ナイトパッケージ」としてブラックアクセントを付与するオプションを用意しており、BMW、アウディも同様に各パーツをブラックに変更するパッケージオプションを用意しています。

反面、ジャーマンスリーの対抗馬とも言えるレクサスではそういった類のオプションは無いようで、「インスピレーション」シリーズはそういった現状への対策なのかもしれませんね(ただ、ボディカラーが限定詞されてしまう)。

インテリアはちょっと面白い仕様となっており、ヘッドライナーやカーペット、シートベルトなどすべてが「ブラック」基調の中に、シートのみが明るい「ムーンライト(セミアニリンレザー)」。

VIA:LEXUS

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