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ポルシェ718ケイマン雑感。納車半年で1万キロ走った印象を述べてみようと思う

2019/03/06

ポルシェは「乗れば乗るほど」味がわかってくるクルマだ

さて、いつの間にかポルシェ718ケイマンも納車から半年が経過。
その間に走った距離は約1万キロですが、ここで現時点での印象などをまとめてみようと思います。

一言で言うと「非常にいいクルマ」で、以前に981ボクスターに乗っていた身からしても「かなり進化していて速く、乗りやすい」という印象。

そして718ケイマンについては感じるのは「乗れば乗るほど愛着が湧く」ということ。
非常に乗りやすいのでどこにでも乗っていっていますが、そのために一ヶ月あたり走行距離は2000キロに迫ろうというほど。

「グラファイトブルーメタリック」はなかなかにイイ色だった

そして愛着が湧く一つの理由としては「ボディカラー」が挙げられ、このグラファイトブルーメタリックはなかなかに味わいがあり、地味な割に珍しい色なのでかなり目立つという不思議なカラーでもあります。

ちなみにこの718ケイマンについては計画して購入していたわけではなく、たまたま「ディーラーの見込み発注」によるお買い得車両が出てきたためで、本来はもうちょっと先に「マイアミブルー」のケイマンを発注する予定だったのですね。

よってグラファイトブルーメタリックは「第一希望」のボディカラーではなく「第二希望」だったのですが、いざ乗ってみるとこれがナカナカ。

ぼくはホイール、ウォッシャーノズル、リアの「PORSCHE」エンブレムをブラックにペイントしており、その他にもブラック仕上げのテールランプやテールパイプを装着しており、これらによって全体的に「モノトーン」に仕上がっていますが、これもまた「地味な割に目立つ」使用になっている一因では、と考えています。

直前まで乗っていた「ベガスイエロー」のアウディTTも非常に気に入っていたものの、やはりこれはボディカラーの影響も大きく、ぼくがそのクルマに感情移入できるかどうかについては、そのボディカラーが気に入っているかどうかというところが大きいんだろうな、と改めて感じます(よって、そのクルマが気に入っていたとしても、希望するボディカラーがなければ買うべきではないのかもしれない)。

走行性能含むドライブフィールも「気持ちイイ」

そのほか気に入っている理由としては「ターボエンジンによる強力なトルク」、ガツンとくる加速や正確無比なステアリング、自然なブレーキフィールなどがありますが、このあたりは”運転していて気持ちいい”というところに集約されそう。

思い通りに操れる、意図したとおりに動くクルマというのはやはり運転していて楽しくなるものですね(予期した加速が得られないとストレスが溜まるが、ポルシェ718ケイマンではそういったところがない)。

さらには乗り心地が良い、燃費がまずまず、けっこうモノが載るという実用性の高さも「積極的に乗りたくなる」理由ですね。

乗り心地については「ポルシェのスポーツモデル」といったところから想像できるゴツゴツ下乗り心地、ナーバスなハンドリングといった印象はなく、このあたりは981世代から劇的に慶全された部分でもあります(電動パワーステアリングを採用して以来、センター付近のナーバスさがなくなった)。

ポルシェ718ケイマン購入以後も「次に買うクルマ」候補として様々なクルマに試乗しているものの、今のところ718ケイマンを総合点で超えるクルマは現れていない、と考えています。

気になるのは「ブレーキダストの多さ」

反面、気になるところはまずブレーキダストの多さで、これには正直閉口してしまうといった具合。
低ダストブレーキパッドへの変更も検討しているものの、せっかくのポルシェのブレーキ性能を落としてしまう可能性もあり、交換をちょっと迷うところでもあります。

そのほかはロールセンターの最適化のためシートが車体中央に寄っているため、駐車場にて発券機から券を抜き取ったり料金を支払ったりするのに「手が届きにくい」のは気になるものの、これはその”理由”を考えると文句は言えない部分。

あとはブレーキを踏んで完全停止する際、どうしても最後に「カク」っとなってしまうところですが、これは注意していればかなり軽減することが可能。

インテリアや外観だとこんなところが気になる

内装で気になるのはカップホルダーが「引き出し式」なので都度都度引っ張り出すのが面倒だったり、カップホルダーを出したり格納したりする際、そのフタ部分にどうしても指紋がついて見栄えが悪くなってしまうこと。
これについてはマメに指紋を拭くか、もしくは別にカップホルダーを設置する必要がありそう(これは現在検討中)。

そのほか、内装のきしみ音については結構気になっていて、これはポルシェセンター北大阪さんに相談中です。

外観で気になるのはフロントバンパーの下部が(実用性を考慮してか)けっこう高いこと。
これは見た目のスポーツ性をスポイルしている要素だと思われ、ぼくとしては「981ケイマン」のフロントバンパーのほうが好みであった、と考えています(しかしメインマーケットの北米や中国の道路事情を考慮すると、やはりこうなってしまうであろうことは理解できる)。

加えて、車高ももうちょっと落ちていたほうがいいとは考えていて(ポルシェは伝統的にタイヤとホイールハウスとの隙間が大きい)、これは車高が1センチ落ちるPASMを装着していてばもう少し変わっていたのかも。

今後考えているカスタムとしてはブレーキキャリパーのペイント、アルミ製ペダルの装着といったところですが、なかなかに気に入っているクルマだけに、もうちょっとほかにもお金をかけてもいいか、とは考えています。

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