| 日本車は合計で6台がベストテンに滑り込む |
「古今東西、市販車に搭載されたレブリミットの高いエンジン ベスト10」が動画で公開に。
まず10位はアウディR8。
レブリミットは8700回転で、これは5.2リッターV10というエンジンを考慮すると「異例」に高い数字。
通常「高回転型エンジン」は小排気量4気筒あたりが多く、しかもこのエンジンは「ロングストローク」なのでピストンスピードだけで言うと世界有数の高回転エンジンだと言われていますね(ランボルギーニ・ウラカンも同じエンジン)。
ちなみにポルシェは「回転数を上げることはロスにつながる」としており、ポルシェのエンジンは一般に回転数がさほど高くないようですね。
話を戻して9位はホンダ・インテグラ・タイプRで8800回転。
8位はホンダS2000で9000回転。
やはり「高回転と言えばホンダ」と言う感じですね。
7位はラ・フェラーリ。
6.3リッターV12という大きなエンジンにもかかわらずレブリミットは9250回転。
6位はスズキ・カプチーノ。
レブリミットは9500回転。
ポテンシャルは相当なものだと聞いてはいましたが、こんなに高回転型だったとは、という感じです。
5位はマツダRX-8。
ロータリーエンジンとなり、レブリミットは9500回転。
4位はホンダS600。
これもやはりレブリミットは9500回転で、製造された時期(1964年発売)を考えると驚異的と言え、ホンダの「高回転エンジン」は昔から、ということになりますね。
3位はレクサスLFAで、こちらもレブリミットは9500回転。
なおLFAは「LFA専用」に開発されたエンジンで、この車にしか搭載されていない、という極めて稀な例ですね。
ちなみにそのサウンドはまさに「ミュージック」。
2位はアルファロメオ33ストラダーレで、なんとレブリミット10000回転。
2リッターV8、というこれまた珍しいエンジン型式で、1気筒あたりの排気量が極めて小さくなっています。
ただしこれはレーシングカーの公道バージョン(生産台数は18台のみ)なので、ちょっと反則と言えるかもしれません。
1位はアリエル・アトムV8 500。
なんと10600回転というトンデモナイ数字で、車体重量の軽さもあって「バイクなみ」。
なおエンジンはケータハム製で3リッターV8となっています。
「高回転型エンジン」について紹介する動画はこちら
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参照:Car Throttle