8月に開催されるオークションにて、空冷最後となる911、「993」が一気に4台登場する予定。
ただしいずれも「通常の」993ではなく「役モノ」揃いで、かなりな価格をつけそうです。
まずレッドの911ターボSは450馬力にまでパワーアップされた非常に珍しい個体、とのこと。
このウイングはかなり特徴的で、ぼくは全世代通じて993世代のリアウイングが大好きです。
この頃は全体的に「立体的な」造形や構造が多く用いられ、「中空ホイール」も有名ですね。
続いてイエローの911カレラRSクラブスポーツ。
”RS”に”クラブスポーツ”というネームまでついたスパルタンモデルで、軽量化と固められた足回りが特徴。
エンジンは自然吸気3.8リッターで300馬力。
「クラブスポーツ」なのでロールケージも入り、内装はその多くが剥がされ、とにかく過激な仕様となっています。
そして911GT2。
3.6リッターツインターボで430馬力、駆動輪はリアタイヤのみ、軽量化もなされてオーバーフェンダー装着、という「911ターボとGT3RSを足して2で割った」ような車ですですね。
とにかくこのオーバーフェンダーやリアウイングは衝撃的。
そして911カップ3.8RSR。
350馬力とターボエンジンに比べると控えめではあるものの、サスペンションやブレーキは「レーススペック」。
製造は45台のみ、とされています。
競技用ベースの車なので通常はホワイトですが、この個体はレッドにペイントされた珍しいもの。
ポルシェ911 GT2 Evo(993)がオークションにて1億6000万の値をつける。空冷ポルシェはまだ上がる?
2月には42台の貴重なポルシェが競売に。911GT2や356、空冷911がドッサリ登場
ポルシェ993高すぎ。レストアされた993ターボがオークションに登場予定なるも最高で1700万円の予測
VIA:CARSCOOPS