ポルシェがハチミツ収穫でも成功を収め、事業化へ
ポルシェが「ハチミツ採取と販売」を事業化する、と発表。
これは同社ライプツィヒ工場上わきの空き地にてはじめた「養蜂」が拡大したためだそうですが、もとはというと2002年に遊休地の活用を検討するにあたり、ドイツにおいてハチミツの収穫量が減少してきたことを受け、「なにかサステイナブルなことをしよう」と考えてはじめたのがきっかけ。
旧東独のライプツィヒ工場ではハチミツのほか、マカンも製造中
それが今では150万ものミツバチを擁する25のコロニーにまで発展し、2017年におけるハチミツ出荷量はなんと400キロを数えるほどに。
この蜂蜜は「Turbienchen」という商品名で(Google翻訳でも訳せない)、「Der Honing von Porsche Leipzig」という記載も(ポルシェ・ライプツィヒで生産した、というような意味?)。
↓すごく美味しそう!
↓のどかな風景で養蜂中
↓これがポルシェ蜂
ポルシェのライプツィヒ工場はマカンやパナメーラを生産しており、その設備が「最先端」であることで知られ、テストコースも併設。
外観はこういった感じですが、ここと「養蜂」とのギャップが面白いですね。※ポルシェ・ジャパンによるライプツィヒ工場の紹介はこちら
けっこう「意外なメーカーの意外な製品」はある
なおポルシェは様々な関連会社を持っており、旅行業を扱う会社も以前には存在(VWアウディグループ併合でどうなったのかは不明)。
その親会社であるフォルクスワーゲンについても実は車の販売台数よりも多くのソーセージを売っているという事実もあり、けっこう「意外なものを売っている」会社はあるようです。
日本だとカメラメーカーのニコンが販売する「ニコンNEW一口ようかん(もとは従業員が客先へ配布する”手土産用”にと作ったものらしい)」、電鉄会社「銚子電鉄」の販売するぬれ煎餅などがありますね。