| 意外といい宣伝になったかも |
ロータスCEO、ジャン・マルク・ゲールズ氏が速度制限70マイル(時速112キロ)のところ102マイル(時速165キロ)で走行していたところを捕まり、「30日の運転禁止」が課されることに。
ちなみにジャン・マルク・ゲールズ氏は「ロータス本社の近くで、ニューモデルのテストをしていた」ところを捕まったと現地の新聞にて報じられています。
公道で高速走行をテストする自動車メーカーも多い?
意外や自動車メーカーのCEOが「速度違反」で捕まる例は少なく、しかし同氏は2014年にも同じ道を96マイルで走行中に検挙され、400ポンドの罰金を払った事がある模様。
おそらくはそれまでも「捕まっていなかっただけで」日常的にこの道路でテストを行っていたのかもしれませんね。
加えて「自分でステアリングホイールを握る」CEOも珍しく、日産でも「自分でステアリングホイールを握って初めてテストコースを走った社長」はカルロス・ゴーンであったと言われ、トヨタだと現豊田章男社長も同様に言われていますね。
海の向こうだとアストンマーティンのアンディ・パーマー氏がやはり自分で「ぶっ飛ばす」超速CEOとしても知られます。
今回ロータスCEOは法を犯したことになりますが、自動車メーカーのCEOとしては「よくやった」という人も多いかもしれません。
余談ですが、ランボルギーにもつい最近までテスト用のコースを自前で持たず、長らくランボルギーニのテストドライバーを務めたバレンチノ・バルボーニ氏いわく「いつも警察の目を盗んで公道でテストをしたものだ」。
下の画像はランボルギーニがプロモーション用にリリースしたもので、本社近くの道路(横断歩道)には望遠鏡が設置されていることがわかります。
つまりランボルギーニ本社のあるサンタアガタ・ボロネーゼでは、「道路を渡るとき、望遠鏡でランボルギーニが走ってきていないのを確認してから渡らないと(ランボルギーニは猛スピードで走ってくるので肉眼で確認しただけでは不十分)危険だ」、ということを示したもの。※もちろん実際にはこのような望遠鏡はない