| あの名シーンを走ったボンドカーがオークションに登場 |
映画「007ゴールデン・アイ(1995)」にて実際に走行したアストンマーティンDB5がオークションに登場。
これは同作品の冒頭にてオナトップの運転するフェラーリ355、そしてジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)駆るアストンマーティンDB5とのカーチェイスに使用された個体そのもので、グッドウッド・フェスティバルにて競売にかけられる予定。
なおオークション開催元はBonhamsで、予想落札価格は最高1億8000万円ほど、と見られています。
シャンパンクーラーも実装済み
このアストンマーティンDB5は1965年モデルで、2001年にも競売にかけられていますが、その際の落札価格は「007関連で最も高価な落札物」に。
映画の撮影のために用意されたDB5は3台あるそうで、1つはクローズアップ用、残る二台はスタント用。
これらスタント用は「コンディションの悪い個体」を買ってきてプロフェッショナルの手によるレストアを施して映画に使用され、今回オークションに登場するのはそのうちの一台となっています。
シャシーナンバーはDB5/1885/R、撮影後は映画のプロモーションに使用された後に様々なイベントや展示に活用されたとの記録があり、2001年のオークションにかけられて起業家であるマックス・レイド氏が落札。
この際に同氏は「妻へのプレゼントとして落札」と語り、007シリーズの大ファンでもあることも落札の理由だと述べています(オークションへの参加ははじめてであったという)。
なおもう一台のスタントカーについては「007トゥモロー・ネバー・ダイ」「007スカイフォール」「007 スペクター」にも使用されており、こちらは今後も撮影に使用されそうであることを考えると、今回のDB5は「唯一入手できるボンドカー仕様のDB5」と言えるのかもしれません。
なお、そのカーチェイスはこんな感じ。
007映画史上でも上位に数えられる名シーンです(ナンバーが同じであることが分かる)。
https://www.youtube.com/watch?v=OktGRAyNN4U
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