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アリエル・アトムが「4」に進化。新型ホンダ・シビック・タイプRのエンジン搭載へ

2018/07/12

| アトムは「バージョン4」へと進化 |

過激なマシン「アトム」を発売するアリエル。
今回はその「アトム」が「アトム4」となって公開されていますが、これは「クラッチとブレーキペダル、フューエルキャップ以外は」全部新しくなったというブランニューモデル(見た目はあまり変わっていない)となっています。

フレームそのものはこれまでのアトムとよく似ているものの、斜め方向のチューブが長くなり、これによって剛性が15%向上している、とのこと。

さらにこの新しいフレームは室内空間や車体に余裕をもたらし、その結果として燃料タンクも大きなものを搭載できるようなったようですね。

エンジンは最新のホンダ・シビック・タイプRから

最大の特徴は「ホンダ・シビック・タイプR」のエンジンを積んだことで、仕様はそのまま2リッターターボ4気筒/310馬力。
これによって0-100キロ加速は2.8秒、トップスピードは時速261キロへとパフォーマンスが向上。

なおこれまでの「アトム3」のエンジンはホンダ・シビック・タイプRユーロ(FN2)のもので、出力は245馬力。
これにスーパーチャージャーを組み合わせた315馬力仕様も存在し、さらには3リッターV8エンジン搭載モデル、「アトムV8」(500馬力)も。
こちらのパフォーマンスは0-100キロ加速2.3秒、最高速度322キロ、と「スーパーカー以上の」数値となっています。

アトム4はそのパワフルなアトムV8で培ったローンチコントロール、トラクションコントロールをオプションで用意しているようですね。
トランスミッションは6速マニュアルのみ、そしてLSDは標準装備。

フロントホイールは16インチ、リアホイールは17インチで(オプションにて50%軽量なカーボンホイールも)、サスペンションはビルシュタイン製(オプションでオーリンズ製もある)。

ボディパネルはエアフローやダウンフォースを改善しているとしており、冷却性能も向上しているそうですが、なんせこのルックスなので実際に走るとドライバーがかなり大きな空気抵抗を受けることになりそう。

価格はイギリス国内で約590万円で、「アトム3」のスーパーチャージド版とほぼ同じ。
生産台数の限定はないものの、生産能力そのものは年間100台しかなく、しばらくは受給が逼迫する状況が続きそうです。

アリエル・アトム4の室内はこんな感じ

アリエル・アトム4のインテリアはまさにスパルタン。
今までと変わらずドライバー&パッセンジャーは「むき出し」で、ここが「4輪のバイク」と例えられる所以でもありますね。

なお、申し訳程度のウインドスクリーンが装着されますが、その形状を見ると、「顔にあたる部分だけ」が盛り上がっており、逆にその他部分は削られていると考えられ、とことん軽量化にこだわっていることもわかります。

インストルメントパネルはフォーミュラカーのような感じ。

シートは「板」。

なお、アリエル・アトムと聞いていつも思い出すのはこの動画。
フル加速をするアリエル・アトムの車内でマクドナルドのハンバーガー、ポテトを食べ、ドリンクを飲もうとするとどうなるのか?というものです。

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