| 前後バンパー内部が変更に |
先日謎のプロトタイプが目撃されたホンダ・シビック・タイプRですが、今回もまた別のプロトタイプが目撃に。
このテスト車両もやはり前後バンパーがカモフラージュ用のシートで覆われており、つまりは隠されている部分が「変更される」ということになりそう。
そしてもっとも大きな変更は「リアウイング」で、これは現行のシビック・タイプRに比べるとかなり小ぶりなデザインとなっています。
ハードコアモデル?廉価版?
正直なところ今回のプロトタイプについてはまったく詳細がわからず、新型シビック・タイプRはまだ登場してから1年半なので「フェイスリフト(マイナーチェンジ)」とも考えにくく、となると「追加モデル」だと考えるのが妥当。
ハードコアモデルなのか、それとも廉価版なのかは不明ですが、最近「タイプRチャレンジ」として各サーキットでの記録に挑戦した結果から得られたデータによる変更が咥えられるのかもしれません。
なお、こちらは現行シビック・タイプRのフロントバンパー。
これと比べると、プロトタイプはフロントバンパーのエアインテーク内に「Yの字を横にしたような」バーがあることがわかります。
つまりは物理的な変更があるということですが、それよりも「フロントのエアインテークを(カモフラージュ用のシートで)塞いでも走れるんだ」というのはちょっと驚き。※目撃されたの欧州ですが、現在の天候を考えるにオーバーヒートの可能性がありそう
こちらは現行シビック・タイプRのリア。
そしてこちらはテスト中のプロトタイプ。
やはりリアバンパー内のグリルにバーが入っているのがわかります(リアバンパーのグリルはもともとダミーなので塞いでも問題はない)。
リアウイングが小さいとかなり雰囲気が変わって見えますね。
なおルーフ(リアハッチ側)にあるボルテックスジェネレーターはそのまんま。
前後バンパー以外にはカモフラージュはなく、「変更はない」と考えて良さそう。
それにしても謎が深まるばかりのプロトタイプですが、追加モデルだとするとこれが日本で販売されるのかどうかは気になるところ。
願わくば「廉価版」で、現行モデルよりもぐっと安価で購入できるといいのに、と思います。
VIA:CARSCOOPS